ワクチンについて

すべてのワクチンは劇薬です

ワクチンは、人の獲得免疫のB細胞の一部が記憶細胞として体内に長く維持される事から、弱毒化或いは無毒化したウィルスを抗原として意図的に接種することで抗体産生を促し、免疫を獲得する事を目的とした医薬品です。

しかしながら、人の免疫システムは以前書いた通り、自然免疫で排除出来なかった時に獲得免疫が発動される様になっており、順序があります。なので、いきなり抗原を体に入れることは順序をすっとばしているので、真の抗体は産生されず、免疫は獲得出来ないという主張があります。インフルエンザワクチンが日本では毎年2500万本も打たれているのに、患者数は毎年1200万人もいる事実から、ワクチンに感染予防の効果が無いという主張は裏付けられています。

また、ワクチンには抗原の他、防腐や効率化を目的とした様々な添加物が添加されています。水銀、アルミニウム、ホルマリンなどの有害物質も含まれているため、様々な副反応が確認されており、劇薬に指定され接種には同意が必要となっています。劇薬とは、毒薬の次に危険な、人体に危害を起こしやすい毒性の強い医薬品の事です。つまり、有毒であり、余程の理由が無い限り使うべきではない医薬品であると言う事です。

インフルエンザワクチンの添付文書にも「劇薬」と指定されており、注意書きにはかなり多数の副反応、ショック、アナフィラキシー様症状(蕁麻疹、呼吸困難、血管浮腫等)、急性散在性脳脊髄炎(ADEM)、ギラン・バレー症候群、等々が多数明記されています。添加物としてチメロサール(水銀化合物)を含有している事も明記されており、「投与により、過敏症(発熱、発疹、蕁麻疹、紅斑、そう痒等)があらわれたとの報告があるので、問診を十分に行い、接種後は観察を十分に行うこと。」と書かれています。

ワクチン接種は、劇薬を用いて人の免疫システムを人為的に操作する行為だと言えます。

それでも尚、ワクチンが作られてたくさんの人が摂取するのは何故でしょう?ワクチンは製薬会社のドル箱です。営業努力を全くすることなく、毎年確実に大量に販売されるため、効果が無いので作らないとなると巨額の利益が消えてしまいます。製薬会社はワクチンの有効性を宣伝するために、多数の医師に謝礼金を支払い、有効性の主張と推奨をさせ、メディアのスポンサーとなり広告宣伝費だけでなく、圧力もかけているという実態があるのです。

新型コロナウィルス用ワクチン

新型コロナウィルス用のワクチンは、mRNAワクチン、ウイルスベクター・ワクチン、DNAワクチンといった新型遺伝子ワクチンであり、ウィルスそのものを使って人間に接種する従来のワクチン(生ワクチン、不活性化ワクチン)とは異なり、体内に遺伝子を入れる事により、ワクチンの機能を持ったタンパク質(抗原)を自身の体が作るようにしむけます。これは明らかに人為的な「人間の遺伝子操作」と言え、これまで人に使われた事はありません。

mRNAワクチンは、遺伝子表面のスパイクたんぱく質の全てあるいは一部の塩基配列を作る遺伝情報を伝達する物質(メッセンジャーRNA)を脂質ナノ粒子に封入して投与する方法であり、細胞内でmRNAが抗原タンパク質に翻訳され、コロナウィルスが持つスパイクたんぱく質を自らの体内が作ることにより、免疫が誘導される(ウィルス感染したと勘違いさせる)という説に基づく方法です。

以前から遺伝子ワクチンは研究がされてきましたが、実現する事はありませんでした。SARSの時に開発されたこの遺伝子ワクチンは、動物を使っての治験中、2年以内にその動物が全て死んでしまった為に開発が中止となり、成功する事はありませんでした。

いままで人類に使われたことが一度もなく、十分な期間の治験も行われておらず、効果及び安全性が確立していない遺伝子ワクチンが、突如として使われることになったのは、世界が緊急時であるという理由からです。米国立医療図書館のHPに置いて、以下が明記されています。

【重要な警告】
ファイザー社のワクチンはCOVID-19の予防効果について現在研究中であり、FDA(米国食品医薬局)は承認していません。臨床使用のためのFDAによる承認のための通常の調査は受けられていないからです。FDAは、16歳以上に限って緊急使用権限枠により、接種を許可しています。

【副反応について】
呼吸困難、顔やのどの腫れ、心拍数増加、発熱、嫌悪、痛み等々、が報告されています。これらの副作用は全てでないかもしれません。深刻な想定外の副作用が出るかもしれません。ファイザーのワクチンは現在治験の中で研究中でなのであります

【効果と接種後の対応について】
2度のワクチン接種をしたとしても、マスク、他者との約2メートルの距離、頻繁な手洗いは必要です。専門家は尚もこのワクチンの効果について学習中であり、拡散防止に努める必要があります。例えばワクチンを接種した者がこれにより守られたとしても、他者に感染させるのかどうかはわかっていません

人間の遺伝子組換えに繋がる方法を、十分な治験などの段階を経ずに、いきなり臨床実験に進めることは、人体実験といえるのではないでしょうか。そうだとするとこれは、ナチス・ドイツの経験を踏まえ先端医療における人体実験を禁止した、世界医師会によるヘルシンキ宣言(1964年)に違反する行為だと言えます。

新型コロナはSARS(重症急性呼吸器症候群)ウイルスの変化したものだとされていますが、先行して開発されてきたSARSワクチンが十数年たった現在も開発されていないのは、このウイルスの性質や振る舞いがいまだによくわかっていないからです。なのに何故新型コロナウィルスだけワクチンが開発され、開発途中の段階で使われることが許可されたのでしょうか? 米FDAは、緊急使用権限枠で許可していると書きましたが、本当に緊急事態なのでしょうか?

ワクチンは人間の複雑な免疫システムに人為的に介入するため、アレルギーや過敏症、自己免疫疾患にもたらす危険性がある事はこれまでのワクチンでも実証されています。ワクチン接種は社会防衛のために行われてきたもののであり、劇薬である以上リスクが伴います。リスクを取っても得られるベネフィットがある時にのみ使うべき薬品であり、簡単に接種を推奨して良いものではありません。医者や製薬会社には説明責任があり、同意が必要ですが、現在どれだけの人が劇薬である事、リスクがある事を正しく理解した上で、ベネフィットの方が大きいと自ら判断しているでしょうか?

現在、本当にワクチンが必要なほどの緊急事態なのでしょうか?本当にワクチンが必要なほどのパンデミックが起きているのでしょうか?公開されているデータを見る限りかなり疑問です。むしろ、遺伝子ワクチンを承認されないまま使う事が出来るようにするために緊急事態が必要だった、という見方も出来てしまいます。



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