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興味がなかった靴や革に関わった理由

できるだけ多くの人に靴や革の手入れ方法や欠点を
知ってもらいたいと思います。

アパレルで起業したかったのに、人生変わった。


広告代理店⇒アパレル⇒靴クリーム⇒靴修理⇒バッグ修理⇒山葡萄のカゴ

自分の希望と違う、靴クリームや革の手入れ商品を扱うことになったり、世界のハイエンドブランドの靴やバッグの修理にたずさわることになるまで。

小さい頃から絵をかくのが好きで授業中も漫画を描いていいて怒られた  (笑)
高校の時は通信教育でスタイル画やデッサンを勉強していた、つもり(汗)
美大入試に失敗(本格的に勉強したわけではないので当たりまえか(涙)
大学の部活で広告デザイン、レタリングなどを習得した、つもり  (笑)

大卒後、築地にあった広告代理店に入社したが、自分に合わないと思い、わずか2年ほどで退社し、婦人服のアパレルメーカーに転職

この時、自分に合った仕事と出会った、と思った。


時代は1970年代の経済高度成長期で友人とアパレルでの起業を計画
しかし、そう思うようにはいかないのが人生   (涙)(-_-;) (笑)

義父がガンで急死し、急きょ義父が経営していた会社を継ぐことになる。
当時29歳で社長、会社の平均年齢46歳

ここから思ってもいなかった人生が始まる

その会社は靴の手入れ用品大手スーパーや百貨店へ卸す商事会社だったが、当時は靴にも革の手入れにも興味がなく、当然知識もなかった。

ベテラン社員に馬鹿にされないように、革や手入れ用品の専門知識や経営関連など本を読みまくる。

しかし、バブル崩壊と同時に大手クライアントの組織編成もあり、やむを得ずクリームメーカーと合併し8年ほど営業担当役員を務める。

メーカーで革や手入れ用品に関する乳化などの科学的な専門知識を学ぶが、営業成績不振で責任退社、友人経営の靴バッグの修理会社に席を置く

この会社は世界のハイエンドブランドとの直接契約で修理をしていたが、革や手入れに関しては全く知識がなかった。

今までも、何回となく百貨店の靴やバッグ売り場、その他の革小物を扱う販売員相手に手入れのレクチャーをしてきたが、修理会社でもブランドメーカーの販売員相手に手入れのレクチャーをすることになる。

この会社に15年ほどいたことになるかな。
靴もバッグも修理をするためには分解することもあるので、中の材料がすべてわかります。
結構なブランドでも中は「あぁ~!」ってものもあるんですよね (笑)

2年前にすべてリタイヤしましたが、今まで積み重ねてきた靴や革に関する知識を分かりやすく多くの人に知ってもらえたらと思いnoteを始めました。

靴のお手入れ方法や革に関する説明は前の「もう足元を見られても大丈夫」などに詳しく分かりやすく載せてますので、ぜひ覗いてみてください。

世界のハイエンドブランドのバッグを数多く見てきた私が、これこそ「究極のバッグ」だと思ったのは、日本の伝統工芸ともいえる「山葡萄のカゴ」です。

今後は、「山葡萄のカゴ」関して私の思いを書いていきたいと思います。




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