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「新感覚です」-。秋山裕紀が地元・群馬での開幕戦で見せた『故郷への錦』と覚醒への序章となる『ホーク・アイ』

今年から柏レイソルに移籍をした戸嶋祥郎からアルビレックス新潟の背番号6を引き継いだ高卒2年目のMF秋山裕紀が、J2開幕戦でスタメンフル出場を飾った。

「今年が勝負の年だと思っていましたし、何より開幕カードが決まった段階から『絶対にここでスタメンとして試合に出てやろう』と強く思っていました」。

開幕スタメン、そして1年を通してのレギュラー定着。

これはもちろんオフから掲げていた目標だが、開幕戦のカードが発表された時に、彼の想いはより強くなった。

開幕の相手は今季からJ2に昇格をしたザスパクサツ群馬で、会場は群馬のホームである正田醤油スタジアム。そう秋山は群馬県出身。前橋FCから前橋育英高校と、群馬のサッカーエリートコースを歩んできた男だ。

当然、正田醤油スタジアムもジュニア時代、ジュニアユース時代、そして高校時代と県のタイトルを決める重要な一戦を行った場所で、彼からすればまさに『育った場所』でもあった。

そこで2年目の開幕戦を迎えることができる。これに心躍らないわけがなかった。

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