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暗闇から差した光。岩崎悠人が迎えた人生のターニングポイント

「僕のサッカー人生の中で一つのターニングポイントになんじゃないかなと思っています」。

サガン鳥栖の23歳の若きアタッカーであるMF岩崎悠人は今、プロサッカー選手として充実の時を迎えている。

岩崎と言えば、京都橘高時代から世代を代表する選手の1人として、大きな注目を集める存在だった。

ずば抜けたスピードと、トップスピードに乗りながらも正確なボールコントロールとシャープな身のこなしとステップワークで、ドリブル突破、裏抜け、フィニッシュワークの質が高い選手だった。

高2でU-17、U-18日本代表に選出され、高3の時はU-19日本代表としてAFCU-19選手権に出場し、3ゴールの活躍で優勝に貢献をした。

J1の強豪クラブが獲得を目指してラブコールを送る中、当時J2だった地元・関西のクラブである京都サンガに鳴り物入りで加入。

ルーキーイヤーでFW、左サイドハーフなどでリーグ35試合に出場をして2ゴールを挙げると、U-20日本代表の不動のレギュラーとしてU-20W杯韓国大会に出場。チームのベスト16進出に貢献するなど、順風満帆なサッカー人生を送っていた。

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