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南野拓実が感じていた『歯がゆさ』。自分を観てもらうためにこだわり続けた『圧倒的な結果』。

「ハリルホジッチ監督が呼んでくれたら、俺は結果を残せる自信はあるんですよ」―。

2017年2月に筆者がオーストリアのザルツブルクに行って南野拓実と話した時、彼は力強くこう語っていた。

自信はある。あとはA代表に呼ばれることが出来れば―。

しかし、その思いが叶ったのは今年に入り、ロシアW杯の激闘が終わった後だった。

9月11日、吹田スタジアムで行われた森保ジャパンの初陣となるコスタリカ戦にFWでスタメン出場すると、1−0で迎えた66分にゴール。10月12日のデンカビッグスワンスタジアムで行われたパナマ戦でも、スタメン出場で先制弾をマーク。そして10月16日の埼玉スタジアムでのウルグアイ戦でもスタメン出場し、10分に先制弾、66分に決勝弾となる4点目をマークし、3戦連発の4ゴールと強烈なインパクトを残している。

この結果を見ても、昨年2月の発言の根拠は十分に実証されている。それと同時に、やはり昨年から彼をA代表に呼ぶべきだったし、ロシアW杯のメンバーに入っていても何らおかしくはなかった。個人的にはTwitterなどで発信したように、ロシアW杯に彼を連れて行くべきだと主張していた。

残念ながらそれは叶わなかった。それは本人も「歯がゆい」とはっきりと口にしていた。

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