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原輝綺、伝えたかった等身大の想い。サガン鳥栖へ、そして清水エスパルスへ-

「最終戦の後の場内一周の時に僕のユニフォームを着てくれている人やゲーフラを上げてくれている人を見て、心から感謝の気持ちが湧いたし、自分の言葉で移籍を伝えられないもどかしさというか、サポーターにメッセージを伝えられないもどかしさが出てきたんです。僕は直接感謝の気持ちが伝えられないので、正直スッキリしない気分がありました」。

サガン鳥栖から清水エスパルスに完全移籍をした原輝綺。

この移籍のインパクトは大きかった。原にはサガン鳥栖への感謝の気持ちとエスパルスへのチャレンジの気持ちを持って、この決断を下した。

思いは強かった。だが、それをただ伝えるのには抵抗があったと言う。

「クラブから長いコメントを出すと、出ていく人間が未練がましいと言うか、サポーターの機嫌をとっているような感じがしたんです。

なので、思いを短く伝えたのですが、やっぱり鳥栖への感謝の気持ちは本当にあるので、それが伝えきれていないことにモヤモヤしていました。なので、安藤さんに想いをぶつけて、このnoteを通じて僕の想いの丈を伝えようと思いました」。

ここからはサガン鳥栖のこと、清水エスパルスのこと、将来のこと…。彼の心から伝えたいことを言葉にしていきます。

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