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鈴木武蔵と若月大和。桐生第一高校の先輩後輩が交わしたエールと刺激。

今から約3ヶ月前の12月22日に群馬県で行われた桐生第一高校サッカー部による子供達を対象したサッカースクール。

同校OBとして鈴木武蔵もサッカー教室に参加し、地元・群馬の子供達とボールを蹴っていた。そこには今季からスイススーパーリーグのFCシオンでプレーすることになった若月大和も参加し、教室後にそれぞれの取材をする予定だった。

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それぞれを取材した後、桐生第一高校サッカー部の監督であり、2人の恩師である田野豪一監督から、「2人の対談をぜひやってみたらどう?」という提案を受けた。こんな光栄なことはないと答えると、鈴木、若月の両選手とも「ぜひ」という回答を受け、急遽実現をした。

2人の共通点は群馬県出身(鈴木選手は太田市、若月選手はみどり市出身)で桐生第一高校で3年間プレーをし、U-17W杯に出場(鈴木は2011年メキシコ大会ベスト8、若月は2019年ブラジル大会ベスト16)、そして共に高卒プロでFWという多くのものがある。

それだけに若月にとって鈴木武蔵という存在は「目標」であり、「絶対に超えないといけない存在」であった。若月は常日頃、「武蔵さんの存在は本当に憧れであると同時に、悔しい存在なんです。僕の目標だった桐生第一から初のA代表を達成したので、本当にそこは悔しいし、越えるためには世界に出て、W杯でプレーすることだと思うので、より目標が高くなりました」と語っていた。

尊敬する先輩であり、強烈なライバルである鈴木武蔵。可愛い後輩であり、向上心を持って取り組む姿勢はリスペクトすべき存在である若月大和。思わぬ形で実現した2人の対談は、大いに盛り上がった。

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