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100年後(2121年)の日本社会を本気で考える『Think2121』


40歳で「年俸0円Jリーガー」となったY.S.C.C.横浜の安彦選手(以下、あびさん)と「Think2121」を始動させた。

今回のnoteでは、「Think2121」の紹介と、既に始動しているプロジェクトの中から2つをピックアップして紹介させてもらう。


1. 『Think2121』とは


「Think2121」の由来は、『100年後の日本社会を本気で考え、101年後の2121年に素晴らしい社会を築けるよう、スポーツの力を通じて社会課題を解決していくこと』にある。


メンバーは、

Jリーガー
広告マン
フリーアナウンサー
デザイナー兼行政書士
人材のプロ
大学生
商社マン(僕)

といった様々なバックグラウンドを持つ人たちで構成されている。ひとたび議論をはじめると、次から次に意見が出てきて平気で数時間経ってしまうから、非常に面白い。


また、このプロジェクトの大きなみそは、影響力を行使できる「現役Jリーガー」がプロジェクトに積極的に関与をし、「現地・現場・現物」を大事にしながら社会課題を解決していくことにある。

「Think2121」では、みんなで議論をして徹底的に考えると同時に、とにかく行動を起こしていくことを大事にしていきたい



2. シャッター通りをなくそう


この「シャッター通りをなくそう」は、個人的に最もやりがいを感じているプロジェクトの一つだ。


少子高齢化が進む日本では、全国各地で後継者不足や人材難に陥り、黒字倒産をする企業が相次ぐ。

日本に存在する企業の99%強が中小企業、中でも、従業員が5名以下の小規模企業が日本の9割弱を占めることを考えると、必ず手を打つべき課題である。


「Think2121」では、この大きな社会課題をスポーツの力で解決できないかと仮定し、商店街に目を付けている。

そして、「シャッター通りをなくそう」という名のもと、この課題に対して真剣に向き合っていくことを決めた

「シャッター通り」とは文字通り、商店や事務所が閉店・閉鎖し、シャッターを下ろした状態が目立つ、衰退した商店街や街並みを指す言葉である。
(情報ソース: Wikipedia)

殆どの方が商店街に行ったことがあるだろうが、店によっては開かずのシャッターとなっているのを見たことがあるはずだ。


あびさん所属のY.S.C.C.の本拠地横浜にも幾つかの商店街が存在しているが、Think2121の活動に賛同してくれる商店街が見つかった。
今後は先ず、その商店街で活動を行っていくことになるだろう。


Think2121の考える本プロジェクトのキーワードは以下3点。

① 地域密着と地域活性化
② 後継者問題と若者支援
③ 世代間の繋がりの構築

そしてこれを、現役Jリーガーが率先してやることに、大きな意味がある。


活動としては、本プロジェクトによる盛り上げを促すためのイベント形式の取組みと、商店街に人を集め・収益をもたらすようにする長期的目線での取組みを検討中だ。


当初は、プロジェクトの盛り上げを意識したイベント形式の取組みが多くなると想定している。

商店街の清掃、Jリーガーが実行委員長を務めるサッカーイベント開催、1日店長など、やろうと思えば何でもできるだろう。


一方で、個人的に力を入れていきたいのは、長期的目線での取組みだ。商店街に人を呼び込んで活性化させ、収益をもたらす仕組みを考えていきたい

その為には、賛同してくれる企業との連携が必須であると考えている。
幸いにも既に幾つか賛同頂いている企業がある為、彼らを上手く巻き込みながらプロジェクトを進めていきたい。


例えば、後継者不足に悩むカフェを安く買収させてもらい、サッカー好きがコミュニティを構築できるような場を提供するのもありだし、企業との取組みにより商店街をブランディングして、Y.S.C.C.色(水色)の商店街を創り上げるのも面白い。 

とにかく、スポーツを起点としたワクワクするような取組みを通して「あの商店街に行ってみたい!」と思わせるような場にすることで、「シャッター通り」はなくせると本気で信じている


一方、現時点ではアイデアも生煮えである為、何か良い案があれば、是非ともアドバイスを頂きたい。



3. Jリーグを盛り上げよう


こちらも既に始動したプロジェクトのうちの一つ。
新型コロナウイルスの影響もあって中断となっているJリーグを少しでも盛り上げようと、活動を開始した。

3月18日(水)には、初回の活動としてY.S.C.C.横浜のシュタルフ監督をゲストに迎え、20時からTwitterライブ配信を行った。

配信した動画は編集後、YouTubeにもアップロードする予定だ。
チャンネル名は「Livest!TV」


<出演者>
シュタルフ監督 (Y.S.C.C.横浜)
安彦考真選手 (Y.S.C.C.横浜)
中島梓 さん (フリーアナウンサー)

尚、内容は以下で構成されており、それぞれのテーマ毎に熱いトークが繰り広げられた。

◆安彦選手が、今シーズンをラストにすると決意した意図について
◆シュタルフ監督の考える、ベテラン選手の存在意義
◆シュタルフ監督の理想とするサッカー
◆カズ選手や中村俊輔選手のことをどう思うか?
◆2人の考えるY.S.C.C.の予想・目標
◆シュタルフ監督のキャリアについて
◆サッカー選手にハーフが少ない件について


学びとなることが多い動画となっている為、是非ともYouTubeをご覧になって頂きたい。

そして今後も第2回、第3回…と継続していくことを考えている。都度、Jリーガーや監督・スタッフなどのゲストを招待し、様々な切口でのトークを繰り広げてもらう予定である為、楽しみにしておいてほしい。


また個人的には、Jリーグをより一層盛り上げる為にも、YouTube配信だけでなく、サッカー及びJリーグファンを増やすための仕掛けをしていきたい

例えば、セレ女やカープ女子のような若い女性ファンを増やす取組みを行ったり、世間であまり知られていないスタジアムの魅力を発信していくような取組みなどにもチャレンジしたいと考えている。


加えて、前田裕二さんのSHOWROOMで行っているような「投げ銭」をJリーグでも導入できないかどうか、真剣に検討していきたい。

ギフティングやコメントを通じたリアルタイムコミュニケーションによって、スタジアムにいなくても熱量の高いつながりを生み出すことが、今こんな状況だからこそ必要なのではないかと感じる



紹介したように、既に様々な取組みを行っているが、これらに共通して重要なのは「現地・現場・現物」であると考えている。
「先ずは何でもやってみる」という精神のもと、「Think2121」の取組みを活発化させていきたい


そして、まだまだ仲間を募集をしている為、これらの取組みに賛同して頂けるという方は、是非ともご連絡をいただきたい!

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