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週刊審判ダイジェスト 第6号(2024年5月28日)


今週のプレイ

プレイと審判団の動き

走者なしから打者がライト戦に鋭いライナーを打ちました。

一塁塁審はフェア・ファウルの判定を担当し、そのままゴーアウトした状態になったので球審が一塁のカバーへ。二塁塁審は二塁でのプレイに備えるというフォーメーション(画像↓)。

一塁塁審は打球を追いましたが、球審が一塁にカバーに来たのでバックサイド・カバレッジ(一塁)もフロントサイド・カバレッジ(三塁)もある状況。すなわち二塁ベースを180度使って判定ができる「ワーク・ザ・ベース」が使える条件が整いました。

二塁塁審は二塁ベースのショート(三塁)側カットアウトあたりでプレイを読み、右方向に振ってプレイを見ました(画像↓)。

赤◯が送球。二塁塁審は右方向に動き始めている。

幸いプレイはそこまで際どくはなりませんでしたが、二塁塁審はタッグを打者走者の頭越しに見ることとなりました(画像↓)。

改善策① 一塁塁審はゴーアウトするべきではない

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