週刊審判ダイジェスト 第13号(2024年7月16日)
今週のルール
当該プレイ
2アウト、走者なしから打者は右中間を破るツーベースヒットを打ちました。
その後、タイムがかかり、打者走者は手袋やレッグガードを外してベースコーチに渡し(画像↓)、移籍後の初ヒットということもあり攻撃側チームが記念ボールを要求し回収(画像↓)。
プレイ再開後、守備側が打者走者の一塁空過(踏み忘れ)をアピール。
アピールが認められ、二塁走者にはアウトが宣告されました。
問題点
↑の映像には”決定的”な場面が映っておりませんので、こちら(↓)の映像をご覧ください(1分31秒〜)。
投手が投手板につくと同時に球審はプレイをかけました(画像↓)。この時点から「ボールインプレイ」となります。
その後、ベンチもしくは一塁手の、打者走者の一塁踏み忘れアピールの指示に捕手が気付き、それを投手に伝えて一塁に投げさせます(画像↓)が、ここで審判団は致命的な見落としをしています。
ここから先は
5,805字
/
8画像
この記事のみ
¥
500
この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?