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偶にはほっこり一人酒_#86最長蔵元黒松剣菱
偶にはほっこりひとり酒。 変な天気が多いですね。ゲリラ的に雨が降ったり、と思えば、30度超えの酷暑。ふらふらと出会いを求めて酒屋に行っても
天気が悪いと梯子できないわけで。近所のスーパーを物色。久々に昭和の酒でもということで
黒松剣菱
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今は表記が変わりましたが、「特選」ですね。今は吟醸,大吟醸など呼び名が変わりましたが、以前は 特選、上撰、佳撰と呼ばれてました。
日本酒のラベルなどで時々見かける特撰、上撰、佳撰という表現。じつはこれには明確な基準はありません。では、なぜこのような等級分けは生まれたのでしょうか。それには日本酒の歴史が関わっています。
かつて日本酒は、国税局での審査により特級、一級、二級の等級が認定され、区分ごとの税率が課されていました。専門家などで構成された酒類審議会が日本酒の官能審査を行い、アルコール度数や酒質により、品質の高いものから順に特級、一級、二級と区分していたのです。
近年、日本酒の造り方が多様化し、実際の品質と対応していないなどの理由から、1992年に法律が改正され、この呼び名は廃止されました。その際、変化に戸惑う消費者も多かったため、今までの特級、一級、二級に対応させた、特撰、上撰、佳撰という呼び名を独自で使用するようになったのです。
このように特撰、上撰、佳撰という表現は、各蔵元が独自の基準によって付けているものです。原料米の品種や精米歩合などによって区分けした、いわゆる「当社比ランク」といえるでしょう。
剣菱は利き酒師の教科書にも出てくるぐらい、歴史が長いんです。公式サイトにも記載されているように500年の歴史があり最古の蔵上位に入ります。
剣菱が8代将軍・徳川吉宗の御膳酒に指定される
なんて、教科書ぐらいでしか関わり合いのない人物までお付き合いがあるのですわ。
新しさはないですが、飲めば思い出すでしょう。と思い久々に購入
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家紋からはなんなのか謎のロゴですね。剣と菱形でしょうか。
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オールドキャップです手を切らないように。
開栓
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開けた途端に来ましたねー。昭和の日本酒の独特な酸味。
年を重ねて飲んだら違いを感じるのでしょうか。学生の頃はこの匂いは日本酒で甘ったるく感じたもんんです。様々な記憶が
グビっと
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匂いの通り、一口目からの酸味。そのあとの甘みとまろやかさ。
これは初心者ではなく、酒好きにもってこいの一昔前の味わい。酢の物、味噌系、漬物、など昔からの味付けが日本酒にバッチリでしょう。合わせた料理によって味わいも変わります。 飲み切りが複雑ですから日本酒を飲み慣れてない人には若干突ツキ憎いかも。全体としてまろみがあり食中酒としては非常に美味しい。
常温がベストですね。
本日のおつまみ
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本日は大体味がわかっていたので、相性の良いつまみを事前にチョイス。
セブンイレブンの冷やしナスの揚げ浸し。間違い無いですね。このペアー。
今日も良い一日でした。
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