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ネオ吹奏楽のMOS 【140/200】

ヤマカワタカヒロです。

「ネイバーブレイバー」「ツンデレなベイビー」に続く新曲のミックス・マスタリングが完了して、リリースに向けた最終準備に入っています。

「ネイバーブレイバー」ではストリングスが、「ツンデレなベイビー」でファミコン音源のサンプリングが、それぞれこれまでのギター中心のサウンドからの新しい挑戦でした。
そして次の楽曲は、ブラス隊がその役割を担います。


新曲の話はまた別の回に書くとして、今回はこの「ブラス」について書きます。




MOSというブラスグループがあります。

彼女たちは「ネオ吹奏楽」を掲げ、ブラスとダンスを組み合わせた「ブラダン」という新ジャンルを切り拓き、普及活動を行なっています。

こちらの動画を見ていただけれれば、ネオ吹奏楽のポテンシャルを感じていただけると思います。


そして驚いたことに、MOSはパラリンピックTokyo2020の閉会式に出演しました。リアルタイムで観れなかった僕は見逃し配信で視聴したのですが、閉会式全体の演出も、その中で躍動するMOSのパフォーマンスも、とても素敵でした。




「吹奏楽」というと、高校や大学までの部活動で、卒業とともに引退する人が多いイメージがあります。

部活動のコンクールや、野球やサッカーなどの運動部の応援が、吹奏楽部の晴れ舞台。
社会人になっても好きな楽器を続けていくことができるのは、ひと握りのプロプレイヤーと、自分に合った楽団などのコミュニティを見つけられた人たちに絞られる。

どの楽器にも当てはまることだと思うけれど、吹奏楽器は相対的に活動を続けていくことが難しい楽器だと思います。

大人になったら好きなことをやめなければならない社会。
そんな社会で、子どもたちに「好きなことをしよう」なんて言えない。

大人こそ、好きなものを好きなだけ続けていくべきだと、僕は思います。

山口周さんの『ビジネスの未来』で示されている通り、僕たちの社会は、人間が人間らしく生きるための社会システムにアップデートするタイミングに来ています。

一人ひとりが「今、やりたいこと」ができるように応援と贈与のネットワークを機能させていきたい。



MOSは、新たな活動をより本格化するために、クラウドファウンディングを始めました。

彼女たちの想いの実現のために、微力ながら僕も応援・贈与をさせていただきます。

このブログを読んでくれたあなたも、もしよければ、吹奏楽のその先、ネオ吹奏楽の未来に向けて、応援していただけたら嬉しいです。

学生とか社会人とか関係なく、好きなことを思いっきりやる。
好きなものを通じて人がつながり、力を合わせて想いのこもった作品をつくり、人々に届ける。

そんな社会に近づいていくことを、そして、MOSの活躍によって吹奏楽を愛する人たちが増え、素晴らしい音楽作品がこれからも数多く生み出されていくことを、心から願っています。



noteを読んでくださりありがとうございます。 歌を聴いてくださる皆様のおかげで、ヤマカワタカヒロは歌い続けることができています。 いつも本当にありがとうございます。