見出し画像

「間」にあるもの 【173/200】

素敵なライブを観たときの、その会場の空気が好きだ。

ライブって、ステージと客席の間に放たれた音を、演者と観客が一緒に触れることだと思う。

演者だけのものでもなく、観客だけのものでもない。

一緒に創り上げるというか、一緒に触れるものというか。



ライブ後の感想戦もいい。

同じライブを共有した者同士で、何を感じたかをそれぞれの間に出して、共に触れ合う。

一人じゃきっと生まれないもの。



絵画もいい。

美術館をゆっくりと歩きながら、心にひっかかる作品の前で立ち止まって向き合う時間。

その絵と自分の間に生まれる静かな対話。



和辻哲郎は、人を「間柄的存在」と呼んだ。

人は常に人と人との間柄においてのみ人間たり得る。

対話、協働、コール&レスポンス、アンサンブル。

僕はそういうものに心惹かれる。

それは空間であり、共鳴であり、文脈だ。

流れ続ける時間を意識しながら、「間」にあるものを共有すること。



最近少し受信が多くなってきていて、そろそろ発信したくなってきた。

歌いたくなってきたから、ステージに上がる予定を立てようかな。


++++++++++++++++++++++

■ ヤマカワタカヒロのWork

<音楽活動>


<社会活動>

〜すべての子どもたちへ「安心できる居場所」と「生きる力」を〜
特定非営利活動法人HUG for ALL

プロボノスタッフ、子ども支援ボランティア、寄付サポーター 随時募集中

noteを読んでくださりありがとうございます。 歌を聴いてくださる皆様のおかげで、ヤマカワタカヒロは歌い続けることができています。 いつも本当にありがとうございます。