別所隆弘

フォトグラファー, 文学研究者。滋賀、京都を中心とした”Around The Lake”というテーマでの撮影がライフワーク。 Twitterはこちら https://twitter.com/TakahiroBessho

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固定された記事

SNS時代における「表現のコモディティ化」

今回の文章は、この2年ほど色々書いてきた「SNS時代の表現」というテーマの、現状におけるまとめみたいな話になります。最初に要旨を書くと、たった一文でまとめられます。…

別所隆弘
1年前

大雨の日に僕らの日常について考える

日経を見ていたら、こんな記事が出ていました。 京都市立芸術大学は僕の友人も何人か通っていて、一度遊びに行ったことがあります。ちょうど僕が大学院に通っていた頃の話…

別所隆弘
3週間前

SNSの罪と罰、あるいはアートの根源は共感ではなく違和感であることを思い出す

タイトルは大きく書いちゃったけど、そんな大それたこと書くつもりないですよ。とはいえ、最近よく思ってることを書きますね。今日は短めに。 皆さんもご存知の通り、SNS…

別所隆弘
3週間前

「日常という物語」の存在を意識する

記事の最初に、明記しておかなければならないことを書いておきますね。今日の記事は、参院選の二日前に起きた、日本国民のほぼ全員が知っている襲撃事件に触れつつ書いてお…

別所隆弘
3週間前

EVが今後「再発明」する「三つの空間」について

先日、東京都のEV補助金が拡充されました。 太陽光発電とセットにすることでカーボンニュートラルと電力需給逼迫解消の両取り作戦で、流石に東京は体力があるなと、基本、…

別所隆弘
1か月前

EVを従来の自動車と同列に考えるべきではない三つの理由

(1)EVは自動車の皮を被った別の何か今年の2月に購入したテスラのモデル3を、6月9日に受け取りました。それから3日間、起きている時間の大半をモデル3をいじって時間を過ご…

別所隆弘
1か月前

SNS時代における「ような系写真」の流行と、その社会的考察

例えば「アニメのような写真」という表現をSNSでご覧になった方は多いのでしょうはないでしょうか。あるいは「映画のような」「CGのような」「絵のような」「ゲームのよう…

別所隆弘
2か月前

教員一年目に極限まで追い込まれた話

教員のブラックな労働環境は、ここ数年結構取り上げられているような気がします。特に残業時間の過少申告の問題は、日経でも先日記事に出ておりました。 また、先日のクロ…

別所隆弘
2か月前

イーロン・マスクは、「アメリカの大いなる夢」を見るか?(あるいは「時間と空間」の創出)

(1)イーロン・マスクとは。その男、規格外につき。 イーロン・マスクがまた特大の言語爆弾を落としました。今回はなんと、日本向けです! 流石にこれはびっくりしました。…

別所隆弘
2か月前

日本が「リスクを取れる国」になるために、たった一つの重要なこと

(1)イノベーションに必要なマインドセット 日本という国が、今後国家として衰退する可能性を、全力で否定できる人は少ないかと思います。もちろん、将来のことは誰にもわ…

別所隆弘
3か月前

藤の写真

noteのトップページに、「季節: #藤 」ってあったので、これまで撮った藤の写真並べてみる。noteは基本的には文章書く用だけど、一応写真のお仕事してるんですよ、ええ、…

別所隆弘
3か月前

フリーランスの「中長期的なキャリアプラン」を語る場所が今すぐにでも必要な理由

(1)フリーランス爆増時代2021年は、フリーランスで働く人の総数が1670万人になったそうです。以下の日経の記事によると、2020年比で57%以上増。つまり600万人以上増加して…

別所隆弘
3か月前

若い人こそ資産形成をいますぐ始めるべき、たった一つの理由

(1)日本もようやく「お金の話」ができる国になるらしい今日は珍しくお金についてお話ししようと思ってます。日本の経済の猛者が集まっている日経COMEMOで、経済学を学んだ…

別所隆弘
3か月前

カメラを「借りて使いまくる」サービスGOOPASSについて、めっちゃ簡単に使い方とメリットを話すよ!!

先日、カメラサブスクサービスGOOPASSのコミュニケーションアドバイザーになったって記事を出したんすな。 んでまあ、カメラ仲間たちがやんややんやとお祭りRTしてくれた…

別所隆弘
4か月前

文学の研究者が10億円調達したスタートアップの外部顧問に就任した件

若干あおり気味のタイトル、すんません。でも嘘は一言も言ってなくて、本日PRが出されました。 そして10億円というのもほんと。10億て。桁数。 というわけで、カメラ界隈…

別所隆弘
4か月前

人間は全て、実は「魔法使い」である可能性を日経のマガジンで真剣に考えてみる

今日は日経COMEMOのマガジンで真剣に魔法について考えてみたいと思います。もちろん「魔法のようにチャーハンがおいしくなるマル秘レシピ」とかの比喩じゃないです、本物の…

別所隆弘
5か月前
固定された記事

SNS時代における「表現のコモディティ化」

今回の文章は、この2年ほど色々書いてきた「SNS時代の表現」というテーマの、現状におけるまとめみたいな話になります。最初に要旨を書くと、たった一文でまとめられます。それはこういうことです。 SNSにおける情報伝達の超高速化によって引き起こされる「表現のコモディティ化」に、我々はどうやって抗うのか。 この場合のコモディティ化とは、「ある表現が瞬く間に代替可能品で溢れかえるようになること」を指します。つまりSNS時代、特に今後5Gが整備され、情報伝達がさらに加速化し、空間の距

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大雨の日に僕らの日常について考える

日経を見ていたら、こんな記事が出ていました。 京都市立芸術大学は僕の友人も何人か通っていて、一度遊びに行ったことがあります。ちょうど僕が大学院に通っていた頃の話だから、もう20年近く前の話。その頃僕は桂に住んでいて、沓掛キャンパスも近かったんですね。そうか、あのキャンパスが京都駅の東側に移るんだ、そのこと自体知らなかった。 で、そのキャンパス移転が行われるに際して、元の沓掛キャンパスを「写真アーカイブの展示場」として残すプロジェクトが進んでいるそうです!すご、さすが芸術大

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SNSの罪と罰、あるいはアートの根源は共感ではなく違和感であることを思い出す

タイトルは大きく書いちゃったけど、そんな大それたこと書くつもりないですよ。とはいえ、最近よく思ってることを書きますね。今日は短めに。 皆さんもご存知の通り、SNSでは日々写真がバズってます。それがもう日常ですよね。でもよく色んなインタビューで話すんですが、5年前は違いました。まだプロのほとんどがSNSで写真をやることを真面目に捉えてなかった時代がありました。その是非はおいといて、そういう時代から5年を経て、今やSNSを使ってない人を探すのが難しいくらいかもしれません。 さ

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「日常という物語」の存在を意識する

記事の最初に、明記しておかなければならないことを書いておきますね。今日の記事は、参院選の二日前に起きた、日本国民のほぼ全員が知っている襲撃事件に触れつつ書いておりますが、筆者はこれに関して政治的な主張を述べるつもりはなく、また法的あるいは倫理的な是非を問いたいわけでもありません。それは僕の手に余ります。この記事で書きたいことは、大きな事件が起こったときに我々が受ける「動揺」や「不安」の根幹がなんであるのかという考察になります。このような時節だからこそ、分断を煽り対立を助長する

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EVが今後「再発明」する「三つの空間」について

先日、東京都のEV補助金が拡充されました。 太陽光発電とセットにすることでカーボンニュートラルと電力需給逼迫解消の両取り作戦で、流石に東京は体力があるなと、基本、国からの補助金しか受け取れない地方民の僕は羨ましくなります(僕の居住地もあるんですが、EV単体では自治体の補助金は受け取れない仕様でした) こうした国や自治体の積極的なEVシフトへの動きを受けて、ついに日本でもEV元年らしい国内産EVのヒットが出てきました。日産のサクラがかなり好調な滑り出しを見せています。 こ

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EVを従来の自動車と同列に考えるべきではない三つの理由

(1)EVは自動車の皮を被った別の何か今年の2月に購入したテスラのモデル3を、6月9日に受け取りました。それから3日間、起きている時間の大半をモデル3をいじって時間を過ごしたわけです。運転距離は500キロほどなのでまだまだ序の口なんですが、この時点で既に、明確なほどに見えてきたことがありました。ほとんどそれは「違和感」に近い強烈な感触です。その違和感に基づいて今日は記事を書きます。詳細な記事は下に譲って、まず僕がモデル3に乗って三日目に感じた「違和感」の正体を結論として書いて

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210

SNS時代における「ような系写真」の流行と、その社会的考察

例えば「アニメのような写真」という表現をSNSでご覧になった方は多いのでしょうはないでしょうか。あるいは「映画のような」「CGのような」「絵のような」「ゲームのような」写真、という表現。SNSではもしかしたらほぼ毎日のようにどこかで見かけるかもしれません。この記事ではそれらの写真を「ような系写真」として定義し、そのようなタイプの写真がなぜ今流行しているのか、その社会的な構造を素描するのが目的です。 記事の最初に、結論を書いておきます。2022年6月現在において、毎日どこかで

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275

教員一年目に極限まで追い込まれた話

教員のブラックな労働環境は、ここ数年結構取り上げられているような気がします。特に残業時間の過少申告の問題は、日経でも先日記事に出ておりました。 また、先日のクローズアップ現代でも、教員の過重労働についての特集がありました。 昨日はYahooニュースでもこんな記事がありました。 これらの教員の直面する問題を見ると、学校という場所は、現在全方位的に問題の多い職場であることは、もはや異論のないところでしょう。かつては「聖職」とさえ呼ばれ、正規教員の採用試験の倍率は10倍を超え

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イーロン・マスクは、「アメリカの大いなる夢」を見るか?(あるいは「時間と空間」の創出)

(1)イーロン・マスクとは。その男、規格外につき。 イーロン・マスクがまた特大の言語爆弾を落としました。今回はなんと、日本向けです! 流石にこれはびっくりしました。というのも、ちょうどこの発言の前日に、こんな記事を書いていたからです。 日本という国のリスクの取れない体質と、それとは正反対のリスクテイカーのアメリカの比較記事の中で、まさに究極のリスクテイカー型の実業家としてイーロン・マスクのことを例に出したからです。 でも、時々この人、ちょっとわからんのです。実業家として

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54

日本が「リスクを取れる国」になるために、たった一つの重要なこと

(1)イノベーションに必要なマインドセット 日本という国が、今後国家として衰退する可能性を、全力で否定できる人は少ないかと思います。もちろん、将来のことは誰にもわかりません、実際ヨーロッパではアイルランドのような例があるわけですから。とはいえ、現状少なくとも日本はかなり不利な状況にあります。原因はもちろん、超高速で進む少子高齢化とそれに伴う労働人口の減少ですね。国家というのは結局のところ人口ピラミッドと地政学で繁栄の度合いが決まるようなところがありますが、その最も大事な要素

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85

藤の写真

noteのトップページに、「季節: #藤 」ってあったので、これまで撮った藤の写真並べてみる。noteは基本的には文章書く用だけど、一応写真のお仕事してるんですよ、ええ、みんな忘れてるだろうけど。てことで。 1.白毫寺2.河内藤園3.白井大町藤公園

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フリーランスの「中長期的なキャリアプラン」を語る場所が今すぐにでも必要な理由

(1)フリーランス爆増時代2021年は、フリーランスで働く人の総数が1670万人になったそうです。以下の日経の記事によると、2020年比で57%以上増。つまり600万人以上増加しているわけで、端的に「爆増」と言える増加率です。 僕は自分の法人の代表であると同時に、フリーランスのフォトグラファーとしても働いているので、多分この1670万人の中の一人に含まれているはずです。そして写真仲間たちの多くもまた、この1670万人の中に含まれていることでしょう。 さて、このような状況下

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若い人こそ資産形成をいますぐ始めるべき、たった一つの理由

(1)日本もようやく「お金の話」ができる国になるらしい今日は珍しくお金についてお話ししようと思ってます。日本の経済の猛者が集まっている日経COMEMOで、経済学を学んだこともない、文学研究者(兼フォトグラファー)の僕が、資産形成の話をする。うん、落とし穴ばかりの無茶なテーマ設定ですね。でも書かせてください、理由は下の方で。 ところで、そもそもなぜそんなテーマを思いついちゃったかというと、きっかけは日経のこの記事を読んで衝撃を受けたからです。 なんと、この4月から、高校生た

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カメラを「借りて使いまくる」サービスGOOPASSについて、めっちゃ簡単に使い方とメリットを話すよ!!

先日、カメラサブスクサービスGOOPASSのコミュニケーションアドバイザーになったって記事を出したんすな。 んでまあ、カメラ仲間たちがやんややんやとお祭りRTしてくれたおかげで、結構な人が上の記事を見てくれて、そこからまた輪が広がってって言う、ポジティブフィードバックが起こってるんですが、その過程でちょっとだけ気になったことあったんすわ。 GOOPASS、良いサービスやけどサブスクだから、月額でお金払い続けるのがしんどいんよねー 的なコメントを何人かの人たちから頂きまし

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文学の研究者が10億円調達したスタートアップの外部顧問に就任した件

若干あおり気味のタイトル、すんません。でも嘘は一言も言ってなくて、本日PRが出されました。 そして10億円というのもほんと。10億て。桁数。 というわけで、カメラ界隈の皆さんには既にもうそのサービスは浸透し始めているカメラサブスクサービスGOOPASS、そのコミュニケーションアドバイザーとして、同じくエクスペリエンスアドバイザーを担うGo Ando氏(Twitter: @goando)と一緒に、アドバイザリーチームに就任することになりました。 (↑星空の下で未来を語る新

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人間は全て、実は「魔法使い」である可能性を日経のマガジンで真剣に考えてみる

今日は日経COMEMOのマガジンで真剣に魔法について考えてみたいと思います。もちろん「魔法のようにチャーハンがおいしくなるマル秘レシピ」とかの比喩じゃないです、本物の魔法、エクスペクトパトローナム!!とかイオナズン!とかの話。あ、待ってください、大丈夫です正気です。本当に真面目に考えます、大丈夫です是非お付き合いください。なぜ急に魔法のことを言い出したかというと、自分のこのTweetがきっかけです。 「格調」と書くべきところを「拡張」ってタイポしたのが恥ずかしいんですが、割

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