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~水分補給について~コンビニで買うべき水とは?

こんにちは

最近近くのスーパーでお惣菜を買った時に割り箸くださいと言ったらお弁当にしかつけれませんと言われた佐々木です。

割り箸すらもケチるスーパーをどう思いますか?僕的にはそれをケチる事でかえって店の売上が下がってしまうと思います。

余談はさておき今回は普段あまり意識しない『水』についてまとめていきます。毎日飲む水!一回学べば一生使える知識なので是非最後まで読んでいただければと思います。

1)体水分構成と水分摂取
人体は約60%が水分で構成され、1日に約2Lの水を摂取および排泄しています。バランスを保つことで、体の細胞や組織は正常な機能を営みます。通常、ヒトは水分の約2分の1(約1L)を食品から摂取しています。


【水分補給】
水分は体内において、溶媒・潤滑液・運搬液として働きます。アスリートにとっては、身体の冷却液としての役割も持つなど生命維持に欠かせない存在です。

・運動が45分未満の場合の水分補給
糖分の補給は必要ないため、水での水分補給で十分です。

・運動が45分以上の場合
水分に加え糖分・ミネラル・ビタミンの補給が必要です。糖分補給により、筋グリコーゲンを節約できます。


2)水の選択と特徴
水といっても、その含有成分は様々。水分補給では適切な水を選択しうる知識が大切です。水の選択基準として重要な要素が、硝酸態窒素の有無です。

硝酸態窒素は水中の硝酸イオン・硝酸塩に含まれている窒素のこと。硝酸態窒素が体内で亜硝酸態窒素に変化すると、発ガン物質になり毒性も強くなります。

硝酸態窒素の危険性は硝酸塩と変わらず、血液の酸素運搬能力を奪い、特に乳幼児は窒息死の危険にさらします。水道水は厚生労働省が「硝酸態窒素および亜硝酸態窒素」の基準を10mg/Lと設定。環境省も水に同じ環境基準を設定しています。

(1)地下水
硝酸態窒素による汚染は主に地下水で進むため、名水の汚染レベルは自然と高くなります。「名水100選」に指定されている弘前市の「富田の清水」は、1994年に大腸菌が検出されて飲用停止になりました。しかし翌年には、紫外線殺菌した形で販売が再開。

こうした事例のようにもしかしたら全国各国の名水が、硝酸態窒素による汚染が進み飲用できなくなる日が来てしまうかもしれません。青森市だけでなく、横浜市、和歌山市、岡山市周辺の名水は、水道水よりも硝酸態窒素のリスクが高いとされています。

水道原水の22%は地下水から供給されるので、水道水さえも危険レベルに近い水が増えています。

水①

引用:「食品と暮らしの安全」No.7 Webレポートよりhttp://tabemono.info/report/report_7.html


硝酸態窒素は安定性の高い物質なので、浄水場では除去できません。水道原水の汚染が進むと、取水を停止するか、検出値の低い水と混ぜて使うかが必要となります。

ブルーベビー症
1945年、アメリカで硝酸態窒素の濃度が高い井戸水を飲み、乳幼児が死亡するという問題が判明しました。これをきっかけに、硝酸態窒素による水汚染が問題化。乳幼児は硝酸態窒素に非常に弱く、酸欠状態で体がブルーになって亡くなるケースが多かったため、「ブルーベビー症」と呼ばれました。

この問題が判明してからの5年間で、アメリカでは「ブルーベビー症」で39人の乳幼児が死亡。これにより、地下水への対策が必須となりました。

ヨーロッパでも、1948~64年に乳幼児が80人死亡。地下水の硝酸態窒素の濃度を調べ、危険性の高い水は飲めないように規制されることに。その後欧米では、ブルーベビー症の患者があまり報告されなくなりました。

ちなみに、自然には硝酸態窒素の浄化作用があります。特に水田は浄化作用が大きいため、日本でのブルーベビー症リスクは限りなく低いと言われました。

しかし2007年1月6日付けの東京新聞で、1995年の北関東でブルーベビー症患者が発生したという記事が出されます。現在は発生例がないものの、2000年度には国の定める基準値をオーバーする井戸が165本だったのが、2005年度には651本に増加。記事では軽度な中毒症状が、各地で起きているかもしれないと指摘されました。
硝酸態窒素に対して、大人はかなり抵抗力があります。しかし赤ちゃん・胎児には毒性が強く現れるので、水による硝酸態窒素リスクは、全国どこに住む人も優先して考えなくてはいけないでしょう。

(2)浄水器の選択
硝酸態窒素は、現時点で浄水場では除去されません。活性炭、中空糸膜、セラミックを使用した家庭用浄水器でも硝酸態窒素を除去できず、加熱も効果はないとされています。

逆浸透膜の場合、硝酸態窒素をほぼ100%除去可能です。しかしその場合、純粋となり飲用水に適さなくなってしまいます。純水にならないタイプの逆浸透膜式浄水器もあるものの、こうした製品は硝酸態窒素だけでなく、他の汚染物質も十分に除去されないというデメリットを抱えます。

現在期待されているのは、イオン交換樹脂を用いた浄水器です。このタイプも完璧というわけではないですが、硝酸態窒素の除去率は高いながら、ミネラルはある程度保持します。

そのため、イオン交換樹脂と活性炭、中空糸膜を組み合わせた浄水器が、現状では、一番安全に飲み水を得られる方法と考えられます。

(3)ミネラルウォーター
硝酸態窒素汚染は、世界中の採水地で進んでいます。現在有名10銘柄中、8銘柄から硝酸態窒素が検出されているという報告もあります。一方全国各地の水を集めてみると、41銘柄中33本で硝酸態窒素の含有量が0.5ppm以下でした。

大手ブランド水よりも、地域銘柄水の方が安全といえます。これ以外に硝酸態窒素がまったく検出されなかった製品が、佐々長醸造製造の「早地峰霊水」など16本報告されています。

環境省指定の「名水100選」を謳った水や、採水地が名水100選の採水地に近い7本を選び硝酸態窒素汚染を調べましたところ、全く硝酸態窒素が検出されなかった水はなかったそうです。名水100選は、1985年に環境省が指定したものです。この「名水」という言葉を過信しすぎるのは危険と言えるでしょう。

水②

水③

引用:「食品と暮らしの安全」No.7 Webレポートより

水④

引用:「食品と暮らしの安全」No.7 Webレポートより

[水分補給のポイント]
尿の色・量をチェック
尿量が少なく明るい黄色(ビタミンB1)、濃い黄色の場合は、脱水気味の可能性がある。その場合は通常より多めに水分補給すること。

最後まで読んでいただきありがとうございます。今後も役に立つ情報を発信していきますので学べたと言う方はハートとフォローの方宜しくお願いします。

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