2024ゴールデン・グラブ賞

 三井ゴールデン・グラブ賞(以下GG賞)が発表されました。

 受賞者をざっと見てみて目に留まったのは山本祐大捕手です。DeNAの捕手事情はよく知らなかったので、未だに戸柱捕手とか峯井捕手なんて思っていましたが、峯井捕手は昨年からソフトバンクでした。山本捕手の名前は存じ上げていたのですが、まさかGG賞を取るなんて思いもしませんでした。そして、その山本捕手は、カープの常廣投手から死球を受けて骨折、シーズン終盤に欠場を余儀なくされています。うーん、ウチの常廣が大変申し訳ございません。そんな優秀な捕手抜きでポストシーズンを戦ったベイスターズ、戸柱捕手の奮起もあって見事日本一となりましたが、これで負けていたら益々心が痛かったところです。我らが坂倉捕手は残念ながら3票、2位のジャイアンツ・岸田捕手が31票、3位のスワローズ・中村捕手が28票で、山本捕手は217票ですからダントツです。日本一補正とかでもありませんね。素晴らしいです。来シーズン、もっと注目しておこうと思います。

 私が今年、ユニフォームを購入した矢野選手が見事にショートで受賞しました。開幕当初は小園選手がショートでしたが、徐々に出場機会を増やし、小園選手をサードに追いやっての受賞です。YouTubeでファインプレーの動画が沢山上がっているので、同じようなものでも何度も見てしまい、それでも飽きません。そうしたファインプレーの一方で、粗削りなところもありエラーは9、セカンドと合わせて11と多くありました。そこを補正するくらいの目立った守備だったのかもしれませんが、来年はエラーを減らして文句なしの受賞をお願いしたいところです。

 矢野選手がGG賞を取れるかどうかとても気にしていて、他の選手に意識が行っていなかったのですが、秋山翔吾選手が見事受賞しました。しかも、外野手3人の中で211票獲得しトップです。昨年は287票とタイガースの近本選手がダントツでしたが、それを差し置いての受賞というのはひときわうれしいです。カープの外野手では2021年の鈴木誠也選手以来、ちょっとご無沙汰していたのが残念ですね。秋山選手と同学年の菊池涼介選手はここ2年GG賞から離れてしまいましたが、それだけ年齢的には厳しいところにきているということで、そうした中での受賞はなお嬉しいです。

 毎年、GG賞について触れておりますが、チームの成績、投手、打者の成績が奮わないために、ここで喜ぶしかないような状況になっておりますので、来シーズンこそ好成績をお願いいたします。

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