乗り物酔い

 先日出張で新幹線に乗りました。めずらしく「こだま」です。電車に乗れば読書が楽しみで仕方がない私ですが、仕事をしなければならず、パソコンを広げてパチパチと仕事を進めておりました。途中、携帯に電話が入ったりしたのですが、パソコンを席においたまま、席を離れるわけにもいかず、カバンにしまってまた出すのも億劫だったので、後で折り返すことにして作業を続けました。

 一時間程度作業し、そろそろ到着と言ったところで、丁度トイレにも行きたくなり、カバンにパソコンをしまって、席を立ちました。すると、なにやら気持ちが悪いのです。「ナニコレ?」って感じでしたが、頭痛というほどでもないし、吐き気がするわけでもなく、それでも何やら不快なのです。いやいや、朝から元気だったし、前の日は、、、呑んだけどそれほどでもないし、なんて色々と考えを巡らせていたら、乗り物酔いだということに思い至りました。

 小学生くらいの時は、結構車に酔うなんて言うことがあったのですが、電車で本を読むようになると全くそんなことは無くなりました。いや、電車は大丈夫だけど車は酔ってしまうなんて言うケースも当然ありますが、高速バスで本を読んでも大丈夫だったりしたので、「乗り物酔いなんて気の持ちようだ」という思考になることが出来て、いつのまにやら乗り物酔いするなんて言うことは無くなりました。

 そして、新幹線の中でPCを使うなんて言うことが今まであまりなくて、使ってもメールをチェックするとかその程度でした。1時間なんて言う単位で作業したことがなく、読書ばかりしていたから、免疫がなかったのかもしれません。情けない話ですが、これを機会に新幹線など乗るときは、しっかりパソコンでの作業も行うようにしていこうと思います。「乗り物酔いなんて気の持ちようだ」という思考は変えずに、乗り物酔いを吹き飛ばしてやるのです。

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