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【10月】スイカゲーム系落ち物パズル「THE PLANET」


はじめに

毎月更新のUE5を使ったコンテンツ制作。
今年4月から続けている月毎の制作活動も11月となって2023年終盤へ。
目標の「1年間コンテンツを作り続ける」が現実味を帯びて来ました。

落ち物パズルゲーム「THE PLANET」

ゲーム画面

今回は、今流行りの落ち物パズルゲームを題材に作成。
本家同様、同じ種類を隣合わせて大きくし、高得点を狙うゲームシステムとなっています。

パズル部分

操作方法は横移動と惑星の発射のみ。
同じ惑星をくっつけつつ場面を整理し、赤いラインを超えないように高得点を狙います。大きさは違えどすべて円状の惑星なので、転がることも考慮しながら落とす場所を見極めなければいけません。

惑星リスト

登場する惑星は月も含めた全9種類+シークレット1の全10種類。
太陽からの並びではなく、あくまで大きさ順に構成しています。

UFOから発射される星は月から地球までの5種類。
最初以外は全てランダムなので、「NEXT」と書かれたウィンドウ内で次の星を確認して落としましょう!

今回の経緯

今回も今までとは違ったコンテンツにしようと模索。
パズルゲームを作ってなかったなと思った矢先に「スイカゲーム」が大流行。自分もSwitchで実際に購入して体験してみた。

なるほど、「スイカゲーム」なのになかなかスイカを作れない。。
思わぬ場所が跳ねてゲームオーバーに。。
もう一回、あともう一回という何とも中毒性の高いゲームだった。

と、本家の説明はここまでにして、単純に流行り物を作って見たくなった。
この「THE PLANET」は言うまでもなく本家のシステムをインスパイアさせてもらっているのだが、これに限らず流行やイベントに則したコンテンツの作成が今後必要になると考えた。

それと同時にとても流動的で、いつブームが終わってもおかしくないと思いつつ、少し焦りながらの制作となった。

UE5簡易講座

今回も薄く解説!

星の処理

今作の肝となる星の合体処理。
あくまで特定の星との衝突だけを処理する為に「Cast to BP_01_Moon 」を使って衝突相手が「月(BP_01_Moon)」の場合のみ、後続の処理を実行させる。

さらに、衝突時に呼び出した「月(BP_01_Moon)」の位置(Locatin)を変数(MoonLocation)に一時保存し、「DestroyActor」を2個使って自身と衝突相手(BP_01_Moon)を画面上から消去。

その後、「SpawnActor」を使用して「水星(BP_02_Mercury)」を先ほど一時保存した変数を元に生成。

上記処理を生成した星の数分作れば、このゲームの根底は完成する。

エディター画面

背景はAdobeAIで作成したテクスチャをSprite化して配置。
UFOや星々のテクスチャもAIで作成し、今回は3Dオブジェクトを使用していない。

おわりに

今作で6作目、月1での制作にも少し余裕が出てきた。
というのもUE5での理解度が格段に上がったのを実感している。
もちろん、扱っているのはUE5の機能のほんの一部に過ぎないのだが、吐かれたエラー文が何を指しているのかが理解出来るようになった。

最近はチュートリアル動画の作成にも意欲があり、
「THE PLANET」の作成チュートリアルでも出そうかなと考えている。

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