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日本人トラックランナーの夢

あれから10年…
けして色あせない記憶…

ソリンスキー

2010年のペイトン・ジョーダン招待で、非アフリカ系ランナー初の10000m26分台が達成されました。

その舞台裏を、レッツラン・ジャパン河原井編集長が、熱く紹介!
日本の大学生、高校生、中学生の方にも、参考になる内容が多く、ぜひ読んで頂きたい感動作です!

26分台の舞台は、スタンフォード大学『Cobb Track and Angell Field』
かつて、教え子たちと、何度も遠征し、世界の壁に跳ね返されながらも戦った思い出の場所。2010年は、現地に行っていませんが、FROTRACKの中継をかじりつきながら見ていたのを覚えています。

岸川コーチ④

800m1分台の選手たちと勝負した2012年レースのラスト50m。
前半63秒-後半61秒のたたき合いでした。

伝統と共に新たな光が加わり、活況の日本男女のマラソン。その一方で、トラックに目を向けると、なかなか世界の舞台で戦うことができていないのが実情ではないでしょうか。

「日本人がトラックで戦うことは無理」
「日本人の指導者じゃだめ。海外の指導者に指導して貰ったほうが…」

何百回もこんな話を聞かされていますが、「やり方次第では、日本人でもトラックで戦えるし、日本の指導者にも、志を持った人間はいるんだぞ」と悔しい気持ちになります。

トラックを極めたいと考えておられる若い選手や、指導者の皆さん、志を高く持って、夢を貫いて下さい。いつの日か、日本人選手初の10000m26分台ランナーが誕生する日を、心待ちにしています。

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