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親亡き後の心配

江東区内の障がいのあるお子さんをお持ちの親御さんから、親亡き後のことをご相談されました。

高齢になったお母さまと成人している障害のある娘さん。ふたりで暮らしているけど、同じような状況の家族がお互いに支え合い生活できる施設があれば。。。

私の娘はプラダーウィリー症候群で、知的障害だけでなく、感情のコントロールのできない、爆発して物や人に危害を与えてしまう特性があります。

もし自分の死期が知らされたら、一緒に死にたい。数年前までそう思っていました。でもこれはとても身勝手な考えです。

一昨年くらいから特に、同居する認知症の私の母とトラブルが続き、ちょっとしたきっかけで感情が爆発し、母を突き倒しケガをさせたり、物を壊すことが増えました。私の心もかなり疲弊してしまい、もう明日の朝になっても目が覚めなければいいのに。。。そう毎日思っていました。

ちょうど、高校卒業時の進路相談の時期だったので、江東区の障害者支援課に、もう限界かもしれないと相談しました。それからあっという間にいろいろ話が進み、娘は高校卒業後栃木の障害者施設にお世話になることになりました。

あまりに、早くことが進み、あんなに娘のことで辛かったのに、栃木に行ってからは、喪失感がひどく、何見ても、何を聞いても娘を思い出し泣いている状態でした。

娘が栃木に行った日から一年と少しですが、栃木の施設でも問題をおこし、今は埼玉の施設にお世話になっています。そこでも感情の起伏が激しいのは変わらず、色々問題を抱えていますが、なんとか踏みとどまっている状況です。新しいことや新しい場所に対して不安になり、感情が高ぶることが多いので、今のようなルーティンが決まっている施設の方が、家族の都合で彼女のペースを崩すことのないので、幸せなのかもと今は思っています。

最初にお話しした、高齢の親御さんと障害のあるお子さんが一緒に住める施設。

親亡き後を心配されている親御さんの思いを形にしたい。

親子で一緒に住みたい、安心できる居場所が欲しい、を実現させたいと思います。

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