『ロード・オブ・ザ・リング力の指輪』放映記念！

　世界で指折り数えることが出来る叙事詩のひとつである『ロード・オブ・ザ・リング』の中で闇の勢力を率いてモルドールに立て篭もるサウロンは実体は無く、目玉だけがサウロンとして描かれてきたが、その生い立ちや何故エルフや人間、ドワーフや中つ国の人々を敵に回す等と企てるようになったのかを追っていくエピソードが進行する。
　2022年9月現在展開されるドラマでは、エルフは人間ともドワーフとも近寄り難い存在となっているが、取り返しのつかない事が起きる前に、サウロンを何とかしないといけないー
その為に私が中つ国に逝く！そう決意したガラドリエルだったが・・・
　一方でドワーフたちと手を組んで、エルフのエルロンドはサウロンと戦える程の強力な武器や装備品の完成を待ち望んでいた。
　しかしエルフとドワーフは反目しあう存在。エルロンドの行く先々で困難が待っていた。
　そして何者かが深い闇の拡大を望んでいて、各地の村が滅ぼされたり、不吉な流れ星をみた人が慄いたり、おぞましいオークに襲われたりするようになった。その事は何を意味しているのか？果たしてエルフの訪問は厄災が始まる予兆なのか？
　ドラマで描かれるのは種族や、立場、考え方が異なる幾人もの人々。今回初登場の〝ハーフッド”とはどのような種族なのか。ホビットとはどう違うのか。
　　　
　映画三部作でも登場したエルロンドや、サウロンから指輪を奪ったとされるイシルディアや、エレンディル、今回スポーツ選手ように、凛々しくて力のみなぎるガラドリエルの活躍が今後どのように展開していくのか、ワクワクが止まらない。そしてサウロンがどのように描かれていくのか、定まった名前を持っていなかっただけに興味深々である。