妻を偲ぶ会と妹の和歌

 教え子たちから強く要請され、4月6日に急性心不全で亡くなった妻を偲ぶ会を、48年前に結婚式・披露宴を行った明治記念館鳳凰の間で8月20日の14時から開催することになった。31期までのゼミ生と髙橋塾生、親学関係者が中心となって開催予定であるが、それぞれの関係者からの写真と幼児期からの写真、アメリカ留学中及びイギリス、アメリカ、カナダでの研究生活での写真などを整理して、スクリーンで紹介していきたい。

 妻の遺品整理を手伝ってくれている妹が妻を偲んで次のような和歌を詠んだ。

妻を恋う人の想いは如何ならむ気丈に見ゆれど心偲ばる
満開に桜は咲けど君のいぬ春と思えば目にも留まらず
いつの間に花散る時となりにしか君を偲ぶる思いのみにて
今もなお天使のように清らかな声聴こえ来る耳を澄ませば
ひたすらに真心尽くす人生を汝は歩みたり尊き道ぞ
祈りつつ神の御声に耳澄ます汝を慕うる人多かりし


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