ことばあそび(短歌が生まれるまで)
世間はもう、クリスマスムード始まりましたね。
マイペースに、先日のハロウィン短歌を紐解いてみます。
これは、
「ラン・タン・タッ・テイ・タ」
このリズムを入れてみたかっただけです、ハイ。
おしまい。
…短すぎる?
意味なんてないんですよね、この歌は。
谷川俊太郎さんの詩
かっぱらっぱかっぱらった
とってちってた
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そんな感じです。並べて語るのは畏れ多いですが。
あまりにも短いので、もうひとつ、遊んでみましょうか。
「庭先に/ジャック・オ・ランタン/立っていた」
上の句、五・七・五の部分はいくつか悩んだのです。
「玄関に/ジャック・オ・ランタン/立っていた」
本場のハロウィンは、仮装した子供達が家々を訪ねて歩くんですよね。最初はそのイメージが浮かびました。
ただ、文字だけで「玄関に立っていた」だと、訪ねて来たのか家から出て来たのか、受け手の頭の中でイメージがブレるかなと。
庭先に〜なら、読み手の目線は、家の中から庭先を覗いて…という感じになるかな?
…なるかな?(今さら不安)
あなたの頭の中には、どんな映像が浮かびました?
もう一つは「立っていて」の句。
結果的にはリズム感重視で決めたのですが。
映像イメージのバリエーションとしては、例えば…
1「庭先に/ジャック・オ・ランタン/佇んで」
ちょっとホラーっぽくなりません?
庭先の暗がりに、ぼうっと浮かび上がるおばけカボチャが、ニヤリと笑っていて…
2「庭先に/ジャック・オ・ランタン/やって来た」
これだとちょっと可愛らしい感じ?
仮装した子供が、お菓子を入れてもらうカゴを振り回しながら走ってくるような。
他にもあるかなぁ?
最後に、というか一番最初に思ったのは。
「お菓子くれなきゃ/イタズラしちゃうぞ!」
このフレーズ、そのまんまで七七のリズムぴったりじゃん!ってことです。
なんか耳に残るリズムだよなって口ずさんでみたら、短歌じゃん!ってテンション上がりました。
クリスマスネタでも、短歌のリズムになるものないかな?探してみよっと♪
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