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生活の変化に合わせてカメラを変えた

私事ではございますが、先月11月22日のいい夫婦の日に結婚しました。今後共夫婦共々よろしくお願いします。

さて今回は、そんな生活が激変するイベントに合わせてカメラを買いました。また機材ネタかよ!!って感じですけど、今回はスマホ購入の報告でございます。

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購入言い訳編

2016年から使い続けてきたiPhone SEはすでに限界ボロボロ。バッテリーは持たないし、カメラのセンサーには汚れが付着し、キレイに撮れません。

結婚を…というより付き合いだしてから、私としては妻を撮る機会が多くなりました。
じゃあ妻を撮るためのカメラを作るぞ〜というのがいつものテンションなんですが、そういう専用カメラ作るのは制限と労力と金がかかるんで、それだけで済ますのは精神上よろしくない(一応作ってるけども)。

というか妻を撮るに限らず、なにも考えず記録したり、楽しく写真を撮ろうって時ぐらいは、あまり深く考えずに撮れるカメラが良いなぁと思うのです。最近忙しいし、体力もないからねぇ。やはり現代社会、楽できる部分は楽してナンボです。


作品撮りする時は、スキャナカメラスリットカメラサーキットベンディングしたり、その他もろもろのカメラたちで撮っております。ただしこういったカメラは、めちゃくちゃ使いづらいんですよ。前も書きましたが、カメラ作るまでが大変じゃないんです、作ってからがもっと大変です(愚痴)。

ということで、軽くていつでも持ち運びできて、、という中で最強なのはスマホ。しかも最近は、レンズ(センサ)が3つも付いています。この、光学ズームできないから単焦点レンズを複数使用して画素補間しようって考え方はスマートフォン故に出てきた考え方で、制限から生み出された進化を垣間見た感じがあって凄く好みなのです。しかも、普通の時なら持ち運びしにくい画角の超広角、望遠がセットなのですから最高に便利。そしてなにより、昔作ったターレット型マウントアダプターを思い出させますね!(全然違う)


以下、蛇足ですが。

iPhone3GSからのiPhone信者でしたが、iPhoneを使用していた理由はiPod機能が必須だったのと、Macとの親和性(特にメモアプリや AirDrop)が高かったことにあります。が、とにかく最近のiPhoneは高い。結婚した身としては、10万円も払うことは不可能。
それでいて、最近はオンラインサービス(YouTubeやAmazon Music)で音楽を聞くことが多くなり、外部ソフトの影響で、パソコンとスマートフォンのファイル等の連携も非常にやりやすくなりました。また、どう考えても普段世話になっているサービスの大半はGoogleなので、iPhoneを使うメリットが減ったような気がしたのも購入するきっかけでした。

ということで、今回はいろいろと変な噂が流れているが能力はぶっちぎり最強のファーウェイに変更しました。P30です。妻がP20を使っていて、雰囲気を知っていたのも購入の決め手でした。

ちなみに今回の件で、オリンパス TG-5は売却しました。あれも良いカメラだけど、やっぱり役割が被るしね。


写真作例編(飛ばしても良いやつ)

紅葉シーズンぎりぎりで間に合いそうだったので、浜松のBOOKS AND PRINTSさんと、浜松城公園へ行ってきました。

BOOKS AND PRINTSさんでやっていた the GAZE "HAMAMATSU"。スナップよりのポートレイト。時代を写す、アナログ手法な展示たち。空間が活かせずプリントが見にくかったのが残念だったけど、良い展示でした。浜松近くの方はぜひ。


さて本題。

ファーウエイのカメラは、Ai補正が搭載されています。これが優秀で、【一般的なきれいな写真】を追い求めるのであれば、普通に撮るだけで完結できてしまう強みがあります。

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いきなりで申し訳ないですが、妻です。タバコぷふぁーってやってます。

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空が露骨に青です。爽やか。


とはいえAiも万能ではなく、例えば紅葉を撮る時に【紅葉モード】と認識してくれるものの、どうにも好みの写真になってくれません。

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上がAiモード。下は、自分でホワイトバランス等を調整して撮ったモード

あとはトリプルカメラの広角や望遠と、最近流行りの多レンズ使用による擬似ボケなどを試してみました。これはめちゃ楽しい。

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夜景にも強く、ボケの種類も選べちゃう。2枚めはぐるぐるボケ、4枚目はハート型の口径食を作ってみましたけど、個人的にはそれほど違和感がない。レンズの換算焦点距離は80mmだけど、実際には135mmあたりで撮ったような遠近感が出てる。最後5枚目の浜松城は、デジタルズームをあわせた5倍(約135mm)で撮っているけど、かなりキレイ。すごいわ。

それぞれのシーンごとにAiが最適なモードを切り替えてくれるけど、超広角と広角レンズを組み合わせたマクロモードはめちゃ便利。2.5cmまで寄れるみたい。これがすごく便利。TG-5と比べれば、寄れる量は小さいかもしれないけど、日常的なマクロ撮影ならこれで本当に十分。

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最後に、最大30倍まで伸ばせるズーム機能もあるけど、まぁこれは使わないかなぁ。でも、確かに手持ちで月がこれほどキレイに映るのはやっぱすごい。ちなみに上位機種のP30 proは50倍までいけるらしい。いらんわ。でも、光学手ブレ補正がついてるのは羨ましいかも。

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まぁこれは使いみちないかな。


ただ、拡大が微妙なのか補正なのかわかりませんが、スローシャッターでもブレは殆ど見られません。下の写真は1secで撮影。この辺は要検討。

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「スマホだから」という言葉を考える

それでも弱点はたくさんある。特に、Aiが勝手にモード変更しようとしたりしてシャッターチャンス逃すことは多い。パッと撮るなら、やっぱり普通のカメラの方が良い。とはいえ、50mmが付いた普段使いカメラと、このスマホを持っていれば対応できそうである。

でも、(P30であれば)16mm,27mm,80mmと、50mmを使ってて微妙に足りないな〜〜って部分を補完してくれるのは本当に良いなぁと。その画角のためにレンズを持つ必要がなくなるのは凄く便利そうです。

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じゃあスマホで十分なのか、と言われれば、そりゃそんなことはありません。
というか以前も書いたように、基本的にカメラ機材は道具だから、その人にあった最適な道具というものが存在すると思っていて、自分の撮り方にあわせて機材は選べば良いのかなぁという話です。

ただ、スマホでできることはかなり増えたよな、と思うんですよ。正直撮って出しで完結できる速さと楽さは、忙しくなった身としては本当に助かる。

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あとこの10年ぐらいで台頭してきた、【スマホでもこんだけキレイな写真が撮れました〜】とか、【一眼持ってないけどスマホで私は良い写真撮れますよ〜】とか話すカメラマン。今までは、確かにスマホは画質では一眼レフに負ける、画角が固定という制限がありましたが、そういう言い訳はすでにできない次元まで来ていると思うのです。スマホだから、ではなく、スマホだからこそ、という写真が求められているようにも思えるのですよ。

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もともとスマホは、身近なものを写すには最高のカメラであるという事はわかっていた話。それが更に進化してきて、カメラの進化とともにライフスタイルと写真の関係性が更に変わってくるなぁと思った次第です。


自作で機材作ったり、展示物のギミック作るとお金かかるんです…。ストレスで甘いもの食べまくるから…。そんなわけで、俺に少しでも甘いもの食べてもらいたいって人はよろしくお願いします!