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高浜のおもしろポイント語ります!!


みなさま初めまして!第7回目の記事は高浜明日研究所の貴重な学生枠よしたけです!

最近ちらほら学生界隈でも高浜ってどこ?あすけんってなに?なんで福井県にいってるの?と聞かれることが増えてきたのでそんな方達は第3回の記事を👉

高浜k

                                                                                                       上図:福井県高浜町

第3回の記事にもあるように学生たちと高浜の出会いはTAKAHAMA BF CAMPという海の家を設計して自分たちで施工して運営するかたわらその間滞在していた塩土という漁村集落でいろんな提案をするプロジェクトがきっかけでした。

学生たちが多い時は20人も1つの建物に泊まっているので、浜茶屋営業の合間をぬって塩土をねり歩いたり、まちを歩くおばあちゃんやおじいちゃんにお話を聞いたり資料館で歴史を深く聞かせていただいて見つけた高浜のここがおもしろい!について建築学生目線で語らせていただきます


1.塩土は16時半からがおもしろい


塩土を歩いてまちの歴史や現状、その他たくさんのことをまちにいる方達に聞いてまわりました。

10:00~。「う〜ん、あんまり歩いてる人いないなぁ。みんな仕事なのかなぁ」
13:00~。「やっぱりあんまり人おらんなぁどうしよう。」
16:30~。「!?!?めっちゃおばあちゃん座ってる!!聞いてまわろう!」

こんなことが2、3日続いてどうやら16時半あたりが人がよくいるぞ、ということがわかってきました。

北と西を海に囲まれている塩土は夏場16時半になると海風の向きが代わり路地に海から心地よい風が吹き込んでくるのです。しかしまた次の日お話を聞きに行くと心地の良い海風は吹いているのに人の姿が見えません。17時半になるとご飯の支度をするために皆家に帰るからとのことです。。。

塩土は16時半からがおもしろい、が17時半までである。

塩土16時半から


2.43軒立ち並ぶ漁師小屋群

塩土l


塩土には約4m×4m平面で構成される小さくてかわいらしい大きさの漁師小屋が、かつて砂浜があった堤防の前にぽこぽこと立ち並んでいます。

以前の記事にも何度か登場した高浜明日研究所の前身となった小屋飲みが行われていたのもこのうちの1つで、高浜のおもしろポイントの重要な1つなのです。

3.海へのリスペクトの見えるすりガラス

ガラス

漁師小屋を注意深く見ると、1つの小屋を共同でいくつかの人が使っていたようなものではその人の部屋によってガラスが違っているのに気づきました。

およよ、、なんか見たことないすりガラスだなぁ。

と思ってまちを歩いて見るとさまざまな種類のガラスがありました。今見つかっているのは40種類。そのうちのほとんどが貝や波のような形を模したものが多く、海への信仰というか、海を大切に思う気持ちの表れなんじゃないかな、などと思いました。

4.いつも綺麗なお地蔵さん

地蔵

塩土にはいたるところにお地蔵さまがあります。裏にはそれを管理している人たちの名前が書かれていて、いつ行っても水は綺麗で、布に取り替えられていて丁寧に手入れがされていて大切にされてることがわかります。

手入れされるお地蔵さまを見るとまちの人の息遣いを感じて関西のまちなかではあまり感じられない安心感を覚えます。


5.青のまちの赤

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北や東を向くと海、南や西を向くと空が見え、塩土を歩いてて青いまちだな〜と思っていると突如現れる鳥居

真っ赤!!!

お話を聞くと個人の敷地の中に鳥居を自分で建てたらしく、またそれを誰でも利用できるようにしてるとのこと。塩土に来た学生は皆写真をとる名所のようになっています。

高浜のおもしろポイントたちは関西で普段暮らしていると出会うことのないワクワクを与えてくれます。行くたびに新しいおもしろポイントを発見できる、そんなワクワクに満ちたまちだと思います。

明日あったらいいなをつくる。

まちのおもしろさに惹かれて出入りしていたのですが、いまはある言葉に惹かれて新しいワクワクを追いかけています。


「子供らに残れって言いたいけど、残りたくなるまちをつくるのは大人のすることや」

リーダーの言葉に心を打たれ、このまちの先を考えるとワクワクがとまりません。明日あったらいいなからはじまる高浜の未来。次はどんな明日が待っているだろうか。僕のワクワクは始まったばかりです。


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