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がんばる密度の話

はい
なんか一瞬天気が良くなったと思ったら、またすぐ雨が降り始めましたね。
洗濯物が干せません。さすがに今週は洗濯しないとやばいな。
ってなわけで今日も始めていきたいと思います。

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今日はがんばる密度の話をしたいなと思います。
さっきこんな感じのツイートしました

まず絵の話をしていくと、えーっとそうですね。やっぱり人間が絵や写真とかを見た時に見れるポイントってそんなに多くないんですよね。自分の感覚的には3箇所ぐらいを繰り返し見ているんじゃないかなと思います。

視線の動きを考えると、全体を一瞬見た後に、すぐにある部分に注目しますね。で、その後に補足的に他の場所を見て、また最初に注目した部分を見て、みたいな感じでぐるぐる回って見ているんじゃないかなと。

下の画像を見てください。

こんな感じで全体を均等に作業してしまうと、視線誘導ができず、見るべきポイントが分かりづらくなってしまう、だけじゃなくて作業的にもものすごく時間がかかってしまいます。

はい、で、やっぱり最初に注目した2か所くらいのポイントで結構クオリティが判断されるんですよね。あ、全体の印象の後にですよ。全体の印象は大事です。大事なんですけど、実は人間は、ぼんやりとしか全体を見れないと思うんですよ。

全体はぼんやりとしか見えてなくて、やっぱり「全体→部分→部分→全体→部分・・」くらいの感じででクオリティを判断していると思います。そうなってくると、もう全部均一に書いてしまうっていうのはすごくもったいない。
あまり良くないんじゃないかなと感じます。しかも全部同じように頑張って描くので、それはもうめちゃくちゃ時間かかりますよ。
はい、めちゃくちゃ時間かかるのに、みた人はどこを見たらいいかわからないから、絵の中に入り込みづらいです。
しかも密度に差がないもんで意外とがんばったように見えないんですよね。
がんばって作業をしたっていう感じがない。

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がんばる密度にメリハリをつけよう


ここで下の画像をみてください。こんな感じで見せたいポイントを中心に作業をしていった方が、すっきりした見やすい絵になります。

しかも意外とメリハリを持たせた方が「おおーこの人頑張ってるなー」てな感じに意外となるんですよね。
なのでそうですね、頑張ってやるところと頑張らないで流すところをしっかり決めておくのが大事です。特に頑張らない部分を事前に決めておくのが大事かなと思うわけです。

↑の絵は三分割法を参考に見せたいポイントを配置してます。そういったルールを使用すると、どこを頑張ればいいか迷った時の指針になります。

でもやっぱりなるべく多く頑張りたいと思っちゃうから、どこを一番がんばるか迷ってしまいがちなんですよね。
なのでまあ、ここは今回頑張りたいけど、ここはどうでもいいから 影の中に入れてしまおうとか、えっとそうですね。ここは煙で潰しちゃおうとか。そうすることで、自分がその時やりたい部分に時間をかけることができるので、目的を達成しやすくなります。
その絵の目的ですね。


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でもそれって手抜きじゃない?


まあね、流すとか頑張らない部分を作るとか言うと、それは手抜きじゃないかという人が出てきそうなんですけど、まぁのものづくりに限らずの仕事ってやっぱり、妥協しないと終わらないんですよね。

時間とかお金が無限にあったら、全部頑張っていいと思うんですけど、限りがある以上は効果が出やすい部分や、その時自分の目的に合った部分、自分がやりたい部分にフォーカスして、そこに集中的にリソースを投下するべきだと自分は考えています。

はいそういう話で言うと、時間とかお金に余裕がある時こそやばいんですよね。時間がない時は結構みんな効率化を図るんですけど、時間とかお金すごくいっぱいあると、もうそれをこう全体に配ってしまうんですよね、均等に。
だって余裕があるんだから全部がんばればいいじゃんって思っちゃうんですけど、やっぱりそれも結局限りがあるものなので、ここで自分たちは何を達成したいのか、何を一番表現したいのか、とかどういう絵を作りたいのか、それをするためにはどこにお金や時間をかけたら良いものができるかっていうことを考える。それに応じて集中して頑張る部分と頑張らない部分を事前に明確化しておくことが重要だと思います。


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どうでもいい部分に限りあるリソースを使うな


絵だけじゃなくて、例えば映画のであったり、CGのアセット制作とかでも言えることですね。今回の映画のこだわりのポイントここだから、ここの部分にはお金をかけようとか。


背景のモデリングだったとしたら、えっと、コンテとかレイアウトを確認して、カメラに映る部分を近景中景遠景に分けて、目につくポイントを中心にモデルを作りこんでいく、、、とかもこれと同じですよね。


っていう感じで、やっぱり最終的にどういうものにしたいか、どういうものになるのかっていうことを考えて、そこから逆算して一番効果が出やすい所や目的を達成しやすい部分にリソースを投下すべきであると。はい、同じ話を2回してしまいました。もうそれだけの話ですね今回は。

ただね、やっぱり絵に関しても、最初の頃は僕ももう全部がんばって描いちゃってましたね、隅から隅まで。はい、まあそういうのも上手くなるには大事だと思うんですけど。
でもそれって結局何がやりたいかはっきりしないからでしょ。何をやりたいかが明確になっていないからそうなってしまうのかなって思うんですよね。

あとは全体が見れてない。今作っている物の全体像が見えていれば、今描いているのはどれぐらいの効果があるのかっていうところが分かるってはずなんですよね。コンセプトアートだったら、絶対描かないと分からない部分なのか、それとも全然も細かく描く必要がない部分なのか、モデラーが迷いそうだからしっかり描いておいた方がいい部分なのか。


っていうところに頭が回っているかどうかですね。頭が回っていれば、そこを集中して考えたり作業したりするべきです。別に描かずに、写真の資料で補完できる部分はあんまり細かく描かなくていい。この辺はすぐに判断できるはずなんです。

がんばる部分と頑張らない部分のメリハリをつけるには、今やっていうることの目的や必要なこと、やりたいことを明確にしておくってことが重要です。

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余談ですが


自分的にはこの密度の話は絵だけじゃなくて、スケジュールの組み方とかお金の使い方とかにも言えるのかなっていうに思っています。

余談ですけど、何だろうな。例えばお金だったら、月の給料に限りがある以上、全部に贅沢はできないじゃないですか。広い新築のマンションに住んで、毎日友達と飲みに行って、洋服も買いまくって、家具も買いまくって、それで食べ物もめちゃくちゃいっぱい食べて、月に一回旅行も行って、、、みたいな事やってたらすぐお金なくなっちゃいますよね、というかできない(笑)。

それやろうとすると、結局どれも中途半端になってしまい、不満が残ります。

そうじゃなくてその時自分が何をしたいかってこと考えて、一番やりたいことを中心にお金を使うべきだということです。

勉強だったら、あれですよね。一番得点しやすい部分を中心に勉強した方がいいですよね。当たり前ですけど。で、どうもこの分野は伸びなそうだなーってところにはあまり時間を投下しない。

そこは最低限、最悪の事態だけ避けておいてて、頑張ったらかなり伸びそうなところや、自分の得意分野とかね。そういうところに時間をかけて勉強していた方が成果が出やすいと思うんです。これは手を抜くとかそういう話じゃない。


密度のメリハリをつけるのは手を抜くっていうことじゃなくて、やっぱり全体のクオリティを上げるために、どこを頑張ってどこを頑張らないかっていうことを明確にしておくっていうことですね。

ていうか、どうでもいい部分を頑張ってしまうと、結果的に全体のクオリティが落ちてしまうので、別に手を抜いていようが、手を抜いてなかろうが最終的なものがよければ自分はいいと思っているんですね。がんばったかどうかなんて、そんなのその人の感覚の問題なので。はい、手を抜いていても、自分の要求したものや目的がしっかり達成できていれば僕はいいと思います。

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まとめ

まとめると、限りあるリソースを均等に配分せずに、目的に応じて効果が高い部分や、やりたいところに集中的に投下しましょうと。そのためには、何が重要で、何が重要でないのかってことを明確にしておきましょうと。そういうお話でした。

ああ、真面目に話したらお腹空いた。今からラーメン食べに行きます。

ではまた

高原

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フリーランスのデザイナー。映像制作・ゲーム開発・アプリ開発などを手伝ってます。デザイン、お絵描きやCGを使います。<Youtube>http://youtu.be/2HdCyFX5j6g

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