夢への階段

「京医６名、阪医4名合格講師」による受験対策講座（846)
　学校革命＝スクールレボリューション（５３７）
「夢への階段」
 
　大学入試の５日前、緊張と不安が交錯する中、私はノイローゼを発症し、病院のベッドに横たわっていた。医師の厳しい制止を押し切り、私は受験会場へと足を運んだ。その選択が、後に私の人生を大きく変えることになるとは、その時は想像もしていなかった。
 
　大学時代、私は心理学に魅了され、研究に没頭した。卒業論文は「優」の評価を受け、筆記試験も見事に合格。しかし、面接での一言「この論文は心理学ではない」という不条理な評価により、夢は突如として打ち砕かれた。
 
　講師としての道を歩み始めた私は、ある日、生徒から「ノーパンしゃぶしゃぶ事件」についての質問を受けた。真摯に答えたその一件が、解雇という結果を招くことに。しかし、私は諦めなかった。アメリカへ渡り、新たな夢を追い求めた。そこで感じたのは、日本社会の同調圧力からの解放感だった。
 
　帰国後、名古屋の予備校や塾へ履歴書を送ったが、一向に返事はなかった。形式主義の壁に阻まれ、私は決意を新たにした。公的資格を取得し、自分の力で道を切り開くことを誓った。
 
　「人生は冒険だ」と心に決め、英検１級、通訳ガイドの国家試験、国連英検A級、ビジネス英検A級に挑戦。３９通の不合格通知を受け取りながらも、最後には合格通知が手元に残った。
 
　自分の塾を開いた私は、銀行に融資を願い出たが、
「大規模塾が勝ち組で、個人塾など負け組でお金を貸せるわけがない！」
　という暴言を浴びせられた。それでも私は前を向き続けた。その銀行は後につぶれた。
 
　結婚を決意した時、彼女の家族から
「塾をやめて教師になれば結婚させてやる」
　という脅迫を受けた。しかし、私は自分の信じる道を歩むことを選んだ。
 
　私たちの人生は、他人の期待に応えるためにあるのではない。自分自身の夢を追い求め、時には困難に立ち向かいながら、自分だけの階段を一歩一歩登っていくためにある。涙を流しながらも、私たちは今日も、明日も、夢への階段を登り続けるしかないのだ。
 
   残念だけれど、学校も、塾業界も、銀行も、芸能界も、無能な人が評価制度に関わっている場合が多い。そんな人たちに評価される必要はない。
 
日本ではほぼ無名、富山出身の兄弟バンドが全英チャート８位＝ＣＤ一時売り切れ状態でＳＮＳでも大反響＝
 
　富山市出身の兄弟で活動するロックバンド「ＳＡＨＡＪｉ（サハジ）」が今年１月、「Ｆｕｔｕｒｅ　Ｉｎ　Ｔｈｅ　Ｓｋｙ」で、全英チャート８位に躍り出た。国内ではほぼ無名だが、６月にはロンドンツアーも控える。２人は「国籍も住む場所も関係ない。本物を追求し、聴く人を勇気づけたい」と意欲に燃えている。（田上拓明）

　日本人に評価されなくても構わない。世界に出て正当な評価を受ければいい。

★当塾の医学部合格実績★
京大医学部医学科６名（2024,2022, 2016, 2014, 2013）
阪大医学部医学科４名（2023-3名、2014）
名大医学部医学科２名（2018, 2013）
　
高木繁美。「高木教育センター」塾長。
　名古屋大学卒業後、アメリカユタ州で中学校教師をした後、帰国。英検１級、通訳ガイドの国家試験、国連英検Ａ級、ビジネス英検Ａ級などに合格。京大二次試験を７回受けて出題傾向を調査。英語８１％、数学７０％の正解率。少林寺拳法二段。ジャッキー・チェンの前でヌンチャクを披露したことが自慢。「私の京大合格作戦」（エール出版）2020年度版から2022年度版に漫画化されて掲載。チャットワークを用いた質問無制限の通信添削を全国の難関校受験生対象に募集中。「高木教育センター」検索。桑名市で指導中。God bless you. 指導を希望される方は、HPをご覧ください。