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#1387 漢字ドリル・ゲシュタルト崩壊・マシーン

ハッピー・ホリデーは冬休みの宿題ドリルを一緒に。

小学生で習う漢字ってこんな多かったけ?

同音異義語の多いこと。小学生にその意味がわかるのか?

例えば「百科事典」と「国語辞典」の「じてん」
これまで字面だけで特に意識してこなかったが、改めて違う漢字が使われていることに気づく。

「つとめる」という漢字も「コーチを務める」と「会社に勤める」では違う。「勤務」という熟語があるだけに余計にややこしい。いまだにどっちだっけ?となる。

極めつけは「消化管」と「消化器官」。
消化管は口から肛門までの管。そして、消化器官は胃、小腸、大腸などそれぞれの器官。と、成り立ちを意識したら違う漢字なのは理解できるが小学生にその成り立ちが理解できるのか?

大人でもわからんぞ。

そして、覚えるために繰り返し書くと容易にゲシュタルト崩壊して、合っているのか間違っているのかさえわからなくなる。

いわば、ファンタスティック・ゲシュタルト崩壊・マシーン。

もう明確な答えがあるのに、その問題を解くという意味は?とそもそもを考えてしまう始末。ネットで調べたらいいじゃん。

こういう時にChatGPT(無料版)意外と役に立つことを知る。

そういえば、昨日書いた読書感想文『日本の歪み』に興味深い一節があった。読書メモから引用

「自分で問いを立てる」「問題は向こうからやってこない」「向こうからやってくると思っているのは怠けているから」

『日本の歪み』より

つまり、ただ闇雲に出された問題に対して答えるより、そもそもこれって何のため?を考える方がより重要だと。2023年はChatGPTが答えてくれるんだから、そりゃそうだよな、と。自分で問いを立てないと。

解決(解答)ばかり考えてしまう現代。このマシーンはその代表的な存在、そんな風にも思えてくるのである。


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