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ファミコンを持っていないのにカセットを買う

ちょっと前の話題だけど、お笑い芸人の千鳥・大吾さんが志村けんさんの愛車を購入したという。しかも免許を持っていないというのに。大吾さんは志村けんさんの最後の愛弟子と呼ばれているらしく、その男気に絶賛の嵐だとか。

この話を聞いて、小学生時代にファミコンを持っていないのにカセットを買っていた近所のDくんを思い出した。彼はファミコンを持っている友達の家に自分のカセットを持参していたらしい。そのカセットとは「スパルタンX」。うーん渋い。

でも、自分のことを言うとレコードを買って満足してちゃんと聴いていないものがめちゃめちゃ多い。。しかも今ではターンテーブルは電源にすら繋げていない状態。(これを買い物依存症と言うのか?)

これはファミコン持ってないけどカセット持ってる状態と何ら変わりないじゃないか。むしろ、そのカセットをちゃんと使ってあげている方がカセットも報われるってもんだ。

ちなみに今自分が欲しいレコードはこれ、プレーヤーで聴きやしないのに買おうとしている。

そう考えると、免許を持っているけど、クルマを持っていない人が多くいるように、その逆があってもいいじゃない。そのクルマが幸せなら。D君のカセットも大事に使ってもらえたら幸せだ。

あの時は心の中でD君を馬鹿にしてたけど馬鹿なのは私の方だったのかもしれない。

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