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旅人と写真家とエッセイストと

旅好きと写真好きは重なるときがある

旅好きは写真好きということが多々あります。
僕も旅をしていた時に写真を撮ることに興味を持ちました。
とはいえカメラの専門的な知識はなく、僕の視界に映った素敵だと思う場面を四角く切り取るだけですが。

最初は良い場面にでくわすとカメラを構えていたのですが、写真を撮ることが習慣になってくると、今度は自分からその素敵な場面を探しにいくようになりました。

そしてふと思いました。
写真家の目はこの世界の美しい部分をどれだけ見てきたのだろうかと。
僕が何気なく通り過ぎた場面ですら、彼らは美しさを見出していく。
とても幸せな職業だなと思いました。

写真家とエッセイスト

正月に投降した記事にも書きましたが、ここ最近勉強させてもらっている末吉浩臣さんの「弱火でトロトロ書くように」というエッセイ本を読みました。
エッセイなのでやはり、末吉さんが日々の生活の中で、思ったこと感じたことが綴られています。
本の一節で末吉さんは、エッセイを毎日書くようになって時間の流れがゆっくりになった気がする、と言っていました。
”書く”ために毎日を丁寧に生き、日々観察するからでしょうか。
それは先の写真家という職業のように、日常の素敵な場面を切り取るという視点にも共通する部分があると思うのです。
エッセイストの視点も素敵だなと思いました。


写真家のようにその日のハイライトをしかと見届けるように。
エッセイストのように日々の出来事から感じ取れるように。
そんな風に生きていきたいなと思いました。
ということで、2021年、とりあえずまずは、短くてもいいから、日々エッセイなるものを書いてみようと思います。

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