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さらば、愛しの我が家よ。

19年前、子供たちが産まれて急遽購入した我が家。この度これまた急遽、手放すことになりました。て、書いてみると、うちって「急遽」が多いな(笑)じっくり考えて住み替えを決めた訳ではないけど、新しい住処を見つけたらトントン拍子に話が進み、あと数日でこの家ともお別れ。

今日は娘たちがグループホームから帰ってきて、この家では「最後の晩餐」です。引越しの準備で忙しくて、あまり色々と考えていなかったけど、家族揃ってこの家でご飯を食べるのは今夜が最後。 今更、感慨深くなってきた。。。 

ほんと、この家でのストーリーは涙なくしては語れない(大袈裟だよ)どの家にも様々なストーリーがあると思うけど、この19年は子供たちの障害を受け入れない〜受け入れる過程や、3回乳がんになって療養した家でもあるし、愛犬と愛猫ともさよならをしたり、あ、旦那と一悶着もあったっけ、とかこの家では色々と学ぶことが多かった。 

たくさん泣いて泣いて、たくさん怒って怒って、最後にはたくさん笑って笑って、そしてたくさん愛した19年が詰まった愛しの我が家。 当時はそんな風に思っていなかったけど、今思えばずっと、ずっと幸せだった。でも不思議なことにこの家を手放すことに何の悲しみもなし。残るのは感謝だけ。

さて、箱詰めも終盤。娘たちが癇癪を起こしたときにあけた壁の穴と、そこらじゅうに書かれたイタズラ書きを眺めながらひたすら詰める。

こりゃひどい。


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