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株式会社資生堂株主総会

2024 3月26日 株式会社資生堂 第124回定時株主総会へ行ってきた。
と言っても、私にとっては第一回目の初めての株主総会。
初めての株主総会が資生堂で嬉しい。
場所は帝国ホテル2階の孔雀の間 朝10時から多くの株主が出席していた。開催場所も帝国ホテルっていうのも嬉しい。
出席する株主側も背筋がシャンとする場である。

会場に入ると薄暗い中から資生堂のシンボルカラーの赤の光で照らされており、資生堂ここにあり!!という演出されていてワクワクしてくる。

定時にライト転換で株主総会はスタートした。

世界で勝てる日本発のビューティーグローバルカンパニーへ


取締役経営陣の印象



魚谷雅彦会長を直接拝見するのは初めてだが、
メディアを通じて知っていた印象よりずっと良い。
お肌も綺麗、そして会を通じてずっと丁寧な対応でした。
世間ではいろんな評判もあるが、
パフォーマンス性の高い方だと感じたし、
グローバル企業のトップはこれくらいの丁寧ながら
カリスマ性を押し出せる雰囲気は大切だと思った。

また資生堂の次を担う、藤原憲太郎社長。
藤原社長も実際に拝見した方がずっと良い。
丁寧でスマートな言葉選びと決して威圧的でない、
実直な感じが見てとれた。
そして何より、お肌がすごく綺麗。
資生堂の戦略の一つにメンズスキンケアに注力するとあり、
反町隆と松嶋菜々子のCMを流しプレゼンされていたが、
反町隆の肌に負けない肌艶の良さ。
これで、シミや顔色の悪さが社長にあったら、
御社の経営戦略説得力ないですよ。
と言った感じになるが、
藤原社長の肌は私の肌が証明します!!と言わんばかりの仕上がりでした。

リーダーの肌艶は株を購入する上でとても大事だと私は思っていて、
最終決断は社長の顔で判断する。

そんな新社長を拝見してホッとした。

資生堂の経営戦略

<実績>
2023昨年売り上げ
9730億円 VS LY 1.8%UP(実質ベース)
明るい兆しの見える回復傾向
第四半期 17%UP
コア営業利益UP

<目標>
2024は➕8%UPを目指す。

【資生堂は新たな美文化を創造する会社】
中期的な目標として2025までに
”日本を元気にする”として事業構造改革を最優先として取り組む

1持続的な成長を実践
2稼げる事業
3生活者起点の活動

具体的アクションは
①コアブランドに集中
クレドボー、エリクシール、NARS、ドランクエレファント、等
②人の集まる場所で勝つ
③得意先と共に稼ぐための協力・強化
④コスト削減
⑤働き方の見直し、業務の断捨離
⑥ビューティーアドバイザーの最適配置(より多くのお客様と出会う為に)

⑦中国拡大成長は成長戦略の要の一つでもあり、
さらに注力する。
地政学リスクや、中国経済の悪化も指摘されていたが
資生堂の中国戦略は地域に根付いており
(地域採用も積極的にしており、現地経営陣多数)
それらを鑑みても更なる確実な成長を見込めると判断しているよう。

⑧デジタル活用
多くのビューティー体験をデジタルで提供
⑨積極的な研究開発
資生堂のR&Dは世界に誇れるテクノロジーでありIFSCCSというビューティーテクノロジーの誉ある賞になんと31回も受賞実績があり
競合を圧倒的に引き離した結果。
引続き強化していく。中でも
たるみ、セカンドスキン、ファンデ美容液、など新しいカテゴリーを創出し
グローバルを牽引していく。

2024はこれらのオブジェクティブを達成するべく
変わらないために変わり続ける

<総評>
全体を通じて、とてもわかりやすく、丁寧でかつ具体的であった。
体制を立て直し、より強固なものにしていく意志も感じられた。
より良い意味での外資系な人事になっているのかもしれない。

何より、やはり、資生堂に頑張ってもらいたいと思った。
クレドボーの製品は素晴らしいし、
世界が気づかないくらいのクオリティの高さがある。
繊細さなもの作りこれは日本という自然環境から生まれ出る文化であり
日本人が持つ感度である。
それらを理解され、経営陣である魚谷会長の口からお伺いでき嬉しかった。
数字だけでは計りきれない大切な部分をちゃんと核として
持っておられる大企業経営者はどれくらいいるのだろうか。。。

世界で勝てるグローバルビューティーカンパニーへの推し活
株主総会











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