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肌の知性とポテンシャル!!スキンインテリジェンスとは?

肌には知性がある・・・クレ・ド・ポー ボーテが40年以上肌細胞の研究によって解き明かした事実

”肌には知性がある” なんとワクワクする事実だろうか。
資生堂 クレ・ド・ポー ボーテが東京ミッドタウンアトリウムで
AIアート展
「肌の知性」細胞が持つ神秘の力 を6月28日〜7月2日まで開催している。

東京ミッドタウンアトリム


先日、私はこのアート展のトークイベントに参加した。
内容はとても興味深く、面白かった。

40年以上に渡り肌細胞研究によって解き明かされた
“肌には知性がある“  という事実を
AIによって可視化し没入感と真実へのアートへと昇華した
デジタルインスタレーションは、
論文発表よりずっと理解しやすい美しい研究結果だった。

肌は脳のように、自ら感じ、考え、判断する能力がある。
というのが研究結果。

肌には五感を感じるセンサーがあり
脳の働き無しで、肌が判断できる、
そんな優れた部位なのだ。

肌が合う、肌で感じる、鳥肌が立つ、など
“肌”を使う寛容句があるが、
これらは肌で感じる感覚を言葉にしたものだ。
脳で判断する前に、感じる肌センサーの言葉。

生命の誕生時、脳、腸、肌、は同じ核から
細胞分裂し、それぞれの部位に発達する。
その過程において、脳の成り立ちは遅い段階で形成されていく。
一方肌は、脳より早い段階で肌の組織編成が出来上がる。

知性というと、どうしても脳を思い浮かべるが、
生命体を考えると知性を持つのは
脳だけではない、と考えることは大事なこと。

肌は、肌にとって良い刺激と悪い刺激を
見極める力があるそうです。

これは肌が自ら美しさを
保とうという
働きをしているということです。

これこそが肌の知性。

良い刺激とは、潤いやスキンケア成分、
肌が心地良いと感じる温度や湿度など。

悪い刺激とは、紫外線や乾燥などの
外的ストレスと疲れや悩みなどの
内的ストレスなどがあげられます。

ではこの肌の知性、知能を
アートに反映されるとしたどうだろうか?

このインスタレーション作品を
手がけたアーティスト、
レフィーク・アナドールさんは
光を用いて肌の知性と
人工知能を可視化することにした。

肌のネットワークと光の力をもちいて
肌美を理解する。

光とは粒子、波長、命の源でもある。
日本の光(太陽)はどのような影響を肌に与えるのか!?

光において上記(粒子、波長)のデータ以外にも
天気、ガス、UVデータ、風の方向性などの
データーを用いて
今回の作品を作り上げたそうだ。


会場には2枚の大きなパネルがあり、
一つは肌にネガティヴな影響を与えたパネル。

もう一つは肌にネガティブな影響をポジティブに変換した
パネルを対峙して展示している。

陰陽、ポジティヴとネガティヴ、
そんな世界観にも見える。

ポジティブな影響をうけた肌表面
ネガティブなな影響を受けた肌表面

このアート作品は
肌のネットワークを光の力を用いて
肌の持つ美しさを表現したそう。

光はどのように移動するのか。。。
光の反射率など、光は自然環境によって全く異なる。
1分1秒として同じ光はないのだ。

この作品を見ていると
私たちの生命や肌もこのような光の影響を受けて
変化していると考えられてしまう。

では、肌の知性をどう活かしていくのか?
歳をとると肌は衰えるが、
良い効果を与えていると、
眠っている才能を引き出すことができ、
肌自体が良い状態へ導いてくれる。
肌にはそんなポテンシャルがあるのだ。


光り輝く肌とは、肌の知性が高いと評価する研究所。

その人を美しい、信頼ができるなど
人を判断する第一印象は容姿であることが多いと
実験結果でも証明されている。

肌もその容姿の一部であり、第一印象で与える影響は少なくはない。

聡明な人をブライトな人と表現することがある。
これは光を表現するときと同じである。

そんなワクワクするような研究結果を発表した
クレ・ド・ポーボーテは、やはり
日本美容を牽引するトップブランドであると思う。

またその研究結果を美しいアートで
肌の知性を可視化した作品を作られた
レフィーク・アナドール氏も素晴らしい。

このインスタレーションはサイエンスの課題に新たな解決策を
みいだす糸口になるであろうし、
アートを作品に取り込むことで肌サイエンスに興味を持つ人々も
増えることでしょう。アートも然り。

美容業界は長いが、これほどにまで
未来美容と研究結果にワクワクしたことは初めてかもしれない。。。

肌の知性を高めることは可能。
肌は輝くような知性を持っているのだ。

Make up is fun/ Beauty is power
5.cinq.


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