私が行ったミュージアム(2024年8月)
こんにちは、Takacoさんです!
私の趣味は美術館や博物館などの展示を見ることなので、行った展示について簡単な感想を書きます。
創建1200年記念
特別展「神護寺―空海と真言密教のはじまり」
さすがトーハク、展示の量が圧倒的で、久しぶりにこの規模の展示を見たので疲れましたが、《両界曼荼羅》は本当に素晴らしかったです。見づらい部分もありましたが、解説動画が用意されていたので助かりました。
また、単眼鏡を駆使して繊細な線をじっくりと観察できました。
空海著の《灌頂暦名》には、空海の人間味を感じられてとてもよかったです。密教の世界観はやはりかっこいいですね。
東京国立博物館 本館
本館では私好みの展示が多く、とても嬉しかったです。
真夏の時期にぴったりの、歌川国芳の《金魚づくし さらいとんび》も展示されており、夏の雰囲気を感じることができました。
にぎやかサタデー
私が上野を訪れたのは8月3日で、偶然にも西洋美術館では「にぎやかサタデー」というイベントが開催されていたので行ってみました。
この日は企画展・常設展ともに入場無料で、「おしゃべりしながら見られます!」という趣旨のイベントでした。私はすでに企画展「写本」を見に行っていましたが、入口で「写本でビンゴ!」をもらい、他の人たちがどのように楽しんでいるのか、展示室がどんな感じになるのか気になりつつ再び展示を見ました。
夕方に行ったせいか、「思ったよりにぎやかじゃない」「結構ビンゴをやっている人がいる」という印象で、なかなか楽しいイベントだと感じました。
チリとチリリ ―どいかや絵本の世界展
どいかやさんが好きなので、原画を見に行きました。もう、とっても可愛い!色鉛筆で描かれていて、ただただ「すごいなぁ」と感心しました。子供も楽しめるように工夫されていて、素敵な展示でした。
五感であじわう日本の美術
酒井抱一の《秋草に兎図襖》が展示されていると知り、久しぶりに見たいと思って行ってきました。入口に「撮影可」と書かれていて驚きました。すごい。
久しぶりに見る《秋草に兎図襖》は、記憶よりも大きく感じました。板を斜めに貼って雨を表現している技法、やはりすごいです。
空間と作品
円山応挙の《竹に狗子波に鴨図襖》がガラス越しではなく見られると聞き、それを一番の楽しみにして行ってきました。
アーティゾン美術館所蔵のこのわんこ、実物を見たことがなかったので感動しました。畳に上がって、単眼鏡を使ってじっくり鑑賞。繊細な毛の表現には心から感動しました。
応挙のわんこ以外にも私好みの作品が多数展示されていて、今年の夏一番の私好みの展示は「空間と作品」かもしれません。
企画展名の通り、アートを見る空間や、アートがある空間について考えさせられる展示でした。特に額に注目した展示は非常に面白く、細かく見ていくと圧倒的なボリュームがあります(展示室の説明の他に、QRコードを読み取って見られる解説もあります)。
徳川美術館展 尾張徳川家の至宝
源氏物語絵巻が展示替えされているので、近くに行った際に再度訪れました。
今回展示されていたのは「宿木(二)」で、着物の柄などを凝視しました。綺麗! 初音の調度では胡蝶蒔絵将棋盤・駒箱が展示されており、これは初めて見て、その豪華さに驚きました。
https://www.suntory.co.jp/sma/exhibition/2024_3/display.html
カルダー:そよぐ、感じる、日本
良い評判を聞いていたので行ってきました。難しいバランス作品を作っていて、純粋にすごいと思いました。ちょっとした風で動くようなものも多く、面白かったです。影も美しかった。
本当はもっとたくさん行きたかったのですが、足を怪我してしまい、安静期間があってなかなか鑑賞に出かけられない夏でした。9月になったら、涼しくなるといいなぁ。
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