見出し画像

そっちゃんが思う、モテる女子とは?!!

たびたびnoteに登場してはいるが…
僕には3人の従兄弟がいる。

3人の従兄弟のなかで、
ご近所から1番お顔が可愛いと
言われてるのが、
6歳のあっくん。

弱視で眼鏡をかけることになってしまったが、
その眼鏡もとてもよく似合う、
タレ目系の優しい顔だ。

8歳のたっくんも、
僕くらいの頃はすこぶる可愛いかった。
今はキリッとした顔付きで男の子らしい顔だ。

そして3歳のよっちゃん…
唯一の女の子だ。
う〜ん…よっちゃんは…
なんて言うか…
ま、未来に期待しよう!だ。
この言葉で察してほしい。

そんなよっちゃんだが…
外見の器量をこえる、
可愛いと周りから言わせる
内面器量の持ち主だ。


その日…よっちゃんパパは、
美容院へ行く時間がないのか⁈
自分で髪の毛を切った。

小さな失敗が失敗の連鎖を招き、
どんどん髪の毛は短くなり、
坊主となってしまった。

決しておしゃれ坊主ではない。
はっきり言って…
ガタガタで変だ。

たたでさえよっちゃんのパパは、
おもしろい顔をしている。
それに加えてダサい坊主となると、
顔を合わせた瞬間、、、、
家族全員が吹いた。

ママもよっちゃんのママも…
おじぃちゃん、おばぁちゃん…
息子のたっくん、あっくんまで…

散々…笑われ、
よっちゃんのパパは拗ねた。

そんな中、よっちゃんはこう言ったのだ。
『パパ、髪の毛かっこいいよ〜』

他の家族全員がギョっとした顔で
よっちゃんを見た。

だいぶムッとしていたよっちゃんのパパを、
その一言の言葉で!
満面の笑みに変えてしまった。

これが!よっちゃんだ!!


そしてまた別の日…
ママは体調が悪く横になっていた。
おばぁちゃんが僕のご飯を作ってくれ、
ご飯ができたよ!と言ってきた。

ママは横になっていたが、
重い腰をあげ僕にご飯を、
食べさせようとしたその時…

お絵描きしていたクレヨンを片付け、
スケッチブックをパタンと閉じて、
よっちゃんはこう言った。

『わたし、お手伝いするわ!』

よっちゃんは3歳になり保育園に入園し、
成長した。
僕のお世話も上手にできるようになったのだ。

よっちゃんが僕にご飯を食べさせてくれた。
僕がモグモグ食べ、口を開けると…
よっちゃんはニコニコと可愛く笑い、
嬉しそうな顔をしていた。

その日…よっちゃんはご飯だけではなく、
僕のお風呂上がりのお薬も身体に塗ってくれた。
ママの役割を3歳にしてこなしたのだ。

これが!よっちゃんだ!!


人間性は決して外見ではない。
僕は1歳にしてそれを悟った。

よっちゃんはすこぶる
可愛い。

よっちゃんはいつも僕が、
おばちゃんの家に来ることを
楽しみに待っててくれている。

いつもおばぁちゃんに、
『そっちゃんはげんきかなぁ?』と、
僕の様子を気にしてくれている。

僕が遊んでるよっちゃんに近づくと、
よっちゃんは、こう言ってくれる。
『わたしはそっちゃんのお姉ちゃんだから!』と、

そして、
遊んでいるおもちゃを
嫌がらず貸してくれて、
いっしょに遊んでくれる。

これが!よっちゃんだ!!


そして、
よっちゃんは僕のお菓子の
あかちゃん煎餅をみつけると、
必ずこう言う。
『そっちゃん、煎餅食べたいって!』と。

2枚入りの煎餅の袋を開け、
1枚はちゃっかりよっちゃんは食べる。
そしてもう1枚を僕にくれる。

これも!よっちゃんだ!!

そして僕は、
ママのお友達がママに言った言葉を
思い出す。

『あんたの旦那より、
 よっちゃんの方が役に立つわ!』

僕もすこしそう思ったことは、
パパには内緒だ。


最後までよんでいただき
ありがとうございました。

そっちゃんでした。

この記事が参加している募集

育児日記

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?