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FACT SET、2024年5月10日版:S&P500最新情報、要点報告


こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。
2024/05/10版のFactSetレポートです。

FactSetレポートは、世界中の投資家や金融機関に利用されている、米国株投資に役立つレポートです。
米国株投資にたずさわる方は読んでおいて損はありません。

大雑把なポイントを要約していますのでご覧ください。
それではどうぞ!

原文レポートはこちら

https://advantage.factset.com/hubfs/Website/Resources%20Section/Research%20Desk/Earnings%20Insight/EarningsInsight_051024.pdf?hsCtaTracking=31d0f488-5c02-4193-b93b-f1708067f4fa%7Cb994622e-6b82-4c98-ad34-76c848088314

◆資料要約

レポートが伝えたい主要な事

  • 2024年第1四半期のS&P 500の利益成長率: 総合的な年間比成長率は5.4%で、これは2022年第2四半期の5.8%以来の最高率です。

  • 主要企業の影響: NVIDIA、Alphabet、Amazon.com、Meta Platforms、Microsoftの「Magnificent 7」と称される5社が、第1四半期のS&P 500の利益成長に大きく貢献しています。これらの企業を除くと、S&P 500は年間比で2.4%の減少を報告しています。

  • 最大の損失要因: Bristol Myers Squibbが2024年第1四半期のS&P 500の利益成長に最も大きく影響を与えた企業で、非GAAP EPSが前年同期の$2.05から-$4.40に悪化。この結果は、Karuna Therapeuticsの資産取得とSystImmuneとのコラボレーションによる「獲得IPRD費用とライセンス収入」によるものです。

  • ヘルスケアセクターの影響: このセクターは年間比で25.4%の収益減少を報告しており、Gilead SciencesとPfizerも大きな損失要因となっています。Bristol Myers Squibb、Gilead Sciences、Pfizerを除外すると、S&P 500の合算利益成長率は5.4%から9.7%に向上します。


資料詳細の要約

  • 2024年第1四半期のS&P 500の利益成長率: 5.4%で、これは2022年第2四半期以来の最高の年間比成長率です。Bristol Myers Squibbを除外すると、成長率は8.3%に向上します。

  • 主要企業の影響: NVIDIA、Alphabet、Amazon.com、Meta Platforms、MicrosoftがS&P 500の利益成長に大きく貢献。これらを除くと、S&P 500は年間比で2.4%の減少を報告しています。

  • ヘルスケアセクターの下落: Bristol Myers Squibb、Gilead Sciences、Pfizerを除外すると、ヘルスケアセクターの利益成長率は9.7%に改善しますが、現在は-25.4%の大幅な下落を報告しています。

  • 収益の成長: S&P 500の企業のうち59%が予想を上回る収益を報告しており、これは5年平均(69%)および10年平均(64%)を下回っています。収益の成長率は現在4.1%です。

  • セクター別業績: コミュニケーションサービス、ユーティリティ、消費者向け裁量品、情報技術セクターが収益成長をリード。エネルギー、ヘルスケア、マテリアルズセクターは下落しています。

  • 四半期ごとの予測と評価: 2024年第2四半期には、87社がEPSガイダンスを発表し、そのうち51社がネガティブなガイダンスを出しています。2024年の全体としては、S&P 500は11.1%の収益成長と5.0%の収益成長が予測されています。

  • 株価評価: S&P 500の12か月先の予想P/E比率は20.4で、5年平均の19.1と10年平均の17.8を上回っています。セクター別に見ると、情報技術と消費者向け裁量品が最も高いP/E比率を持っています。


以上となります。

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よろしければご覧くださいませ。


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