見出し画像

NVIDIAはドットコムバブル期のシスコと同じような銘柄か?

こんにちは!個人投資家のTAKA Chanです。

今回はNVIDIA($NVDA)がドットコムバブル期のシスコシステムズ($CSCO)と同じような銘柄かどうかについて、いくつかの観点から比較してみましょう。

それではどうぞ!

NVDA:Yahoo!financeより
CSCO:Yahoo!financeより



類似点

1. 市場シェア

  • シスコ:ドットコムバブル期にはインターネットインフラのハードウェア市場で圧倒的なシェアを持っていました。

  • NVIDIA:現在、GPU市場で圧倒的なシェアを持ち、特にAIやデータセンターの分野で重要な役割を果たしています。

2. 高成長期

  • シスコ:1990年代後半から2000年初頭にかけて急成長し、その市場価値は急騰しました。

  • NVIDIA:近年、AIやデータセンター需要の急増により、近年株価が大幅に上昇しています。

3. 技術革新のリーダー

  • シスコ:インターネットの基盤技術を提供し、ネットワーク機器の分野で技術革新をリードしました。

  • NVIDIA:GPU技術の先駆者として、AI、ディープラーニング、データセンター分野で革新を続けています。

相違点

1. 市場の性質

  • シスコ:主にハードウェア製品(ルーター、スイッチなど)に依存していました。

  • NVIDIA:ハードウェア(GPU)だけでなく、ソフトウェアやエコシステム全体(CUDA、AIフレームワーク)にも強みを持っています。

2. バリュエーション

  • シスコ:ドットコムバブル期には、企業価値が極端に高騰し、バブル崩壊後に大幅な調整がありました。

  • NVIDIA:市場の評価は依然として高いものの、成長の持続性や技術の進化によって、バブルのような一過性の高騰ではないと見る向きもあります。

3. 競争環境

  • シスコ:競争相手が限られていたため、市場支配力が強かった。

  • NVIDIA:競争相手(AMD、Intelなど)が存在し、技術革新が激しい分野で戦っています。

まとめと感想

確かにNVIDIAとドットコムバブル期のシスコにはいくつかの共通点がありますが、NVIDIAは技術的な多様性と持続的な成長の可能性を持っている点で今の時点では異なります。
打ち出す半導体の評価が高い一方で、シスコのようなバブル崩壊のリスクが完全に排除されているわけではありません。

しかし、NVIDIAの技術革新と市場のニーズに対応した製品提供は、シスコと比べて安定感があるとも言えなくもありません。

でもいつまでも続くブームは歴史には存在しません。
いつの日かNVIDIAも下がる次期が来るでしょう。でもそれがいつなのかは今の所の決算を見る限りはなんとも言えません。なぜなら良い決算だからです。

以上個人的感想もございますのでご了承くださいませ。
最後までお読みいただきありがとうございます。


この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?