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だんちゃん考察あとがき

こちらは1つ前のnoteのあとがきとなります。

こっちでは本音を書きます。

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どうしてこうなったwww

いやー、まさか1つ記事できると思わなかったよ。こんなボリュームになるなんて。

興味本位で調べたら「純粋な店の良し悪しを知りたいのに料理の内容と関係ないゴミレビューが多すぎて困る」と感じ、そこから話を膨らませていったのがあのnoteです。
情に流された★5と★1は、どちらも信用できませんからね。

仮にも10年以上食べ歩きブログを書いていますから、食べずに評価するようなものは快く思えないし、本当に行くかどうかはともかく()純粋な評価を知りたかったのです。
写真の映え具合に限れば、最近の来店者の画像を漁ればわかりますけどね。

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店の姿がみえてくるまで

今回の執筆で困惑したのは、「すすきのの一等地の居酒屋」でイメージしていた姿とは違うものがみえてきたことですね。
といっても「すすきのの飲食店」そのものがピンキリだろ、と言われたらそれまでなのですが。

先の記事ではざっくりとしか書いていませんが、調べていくうちにこういう矛盾した姿がみえてきたのです。

A.観光客に魚介を食べさせる居酒屋
B.地元民向けの飯を食わせる居酒屋

Aは、美味いものを食わせる代わりに、多少ぼったくってもいい。(魚介類は高いので、多少吹っかけたところで上乗せできる利益はたかが知れているとは思います。)

本編、こっちを使えばよかったと後悔する

この分析だと、だんちゃんの位置はどこか?安価寄り(ただしすすきの価格)なのは間違いなさそうですが、地元客か観光客かが迷う。

ほどほどに安価、は変えないが、どっちの客が多いのかは不明

店頭のメニュー画像を読んだのがあれの執筆後半だったので、今になってプロット位置に迷いが出ています。
炭水化物メニュー(オムライスチキンライス丼物そばうどんそうめんひやむぎラーメンやきそばパスタ)が揃っているというのは、もはや食堂なのですよ。

印象としては「お人好しのやってる残念な商売」でした。
リアルな値段はわかりませんが、前に見た画像から変わっていなければ高額ではありません。
たぶん、市街中心部を除く地下鉄の駅ビルならイケるが、N・グランデビルでは厳しいでしょう。

ノーマスク居酒屋になったことでコロナ禍の利益は少し上げられたとは思うのですが、本編に書いた通りこの先しばらくは苦境が続くと思います。

もっとも、皆が休業・早仕舞いさせられたあの時期において、夜営業していた店があったことには一定の意義はあったと思います。
(早仕舞いは私も納得いってない策だったんですよ。「夜中働く人達のメシの都合がつかなくなるだろうが!」と。)

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女将の宣伝下手について

店のTwitterアカウントを作らずに女将個人のアカウントを使ってるのはおかしい…ということではないですよ。ここは人柄を売りにする店なので、間違っていません。

店のホームページもたぶん女将が作っていると思うので、ここも含めた話になります。

率直に言って、女将は、居酒屋の宣伝の仕方をわかっていませんよね。

1.酒の宣伝をしない

居「酒」屋というほどなので、酒は重要です。
すすきの中心部でやっていくなら、飲み物で利益率を上げなければ厳しいものがあります。

そんなに特別な宣伝は要りません。
「北海道の地酒も多数!北の幸と一緒にどうぞ」「本日、○○(酒の銘柄)入荷!当店自慢のホッケフライと相性抜群です!」
程度で良いのです。

2.料理の宣伝がほとんどされていない

刺身とホッケフライ以外の料理も、SNSに載せたりしてはいるのです。ですが、これらの料理に味の説明がないというのが痛い点。

本人はそもそも食べたことがないか、食べても味が音痴か、食レポの能力がないか、のどれかでしょう。

自分が説明できなれけば、大将から聞けばいいだけです。当日のコースのメイン料理のこだわりどころなどは説明してくれると思います。あんかけ焼きそばの話は聞かなくて良いですが。

適切な食レポや大将に説明してもらうことにはもう一つ意義があります。大将にとっても「料理そのものをみてもらえる」のでモチベーションが上がるのですよね。今の迷走したメニューを整理するためにも、より自身のこだわりを載せられるメニューを開発していった方が良いです。

3.魚介が売りなのに旬の魚の入荷情報がない

魚介類は旬が重要。
ホームページにこそ旬の一覧が掲載されていますが、Twitterでシーズンインのお知らせがされません。

「今年初物の○○が入荷!」なんて「刺身居酒屋」ではとっっっっっっても重要です。
それを無視してホッケフライ宣伝している場合ではないです。

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容赦ないよね

本編でリンクした、最近のメニューを掲載しているアメブロなんですけど、

ご本人は女将に誕生日の花束を渡すほどに敬愛しているんですが、

家庭的なおいしさ」や「歯ごたえのあるそうめん」の表現が面白くて貼りました。

なお、あんかけ焼きそばはその時たまたま作ったのではなく、普通にコースメニュー中に組み込まれるものです。

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最後に

この店はビジネスでノーマスクを掲げているわけではありません。
ここまでみてきた結果、自信をもって断言できます。

でも、結果として小さな居酒屋が有名になり、そちら側の客を増やす装置として機能しました。
今回、こういう「人柄系」の商売の姿を学んだのは自分の糧となるかもしれません。商売とは奥深いものです。

先日、女将はビル内他テナントから村八分にされていると告白しました。

村八分、という言い方はそれこそ八分目でみる必要がありますけれど、白い目で見られるくらいなら普通にあるでしょうね。
ビル内のお姉さんのいるお店でも「同伴」で入ることは避けているでしょうし、バーの会計時に客に食事の店を聞かれたら他を紹介するでしょう。

本当に今、「これでマスク要らねえぞ!ヒャッハー(゚∀゚)」な世情で終わっていたら良かったのですが、そうではない現実があるのは悲しいことです。

なので、だんちゃんが客を選別しながら営業を続ける必要はもうしばらく続きますし、選ばれなかった方の客、「客を選別する行為」自体をみてだんちゃんを選ばない客も増えていきます。

個人的には、やはりマスクをせずに済むようになってから生ホッケを使ったフライとやらを食べに行ってみたいものですし、食べた上でレビューはさせていただきたい所存です。
私も店も、生き残っていたらの話ですが。

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