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オリジナル歌詞

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これまで作成したオリジナルの歌詞をまとめています。 ★全作品、曲付け大歓迎です!  その際、書いてない部分の歌詞の補作は構いません。(ご依頼があれば書きます。)合いの手やAhー… もっと読む
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記事一覧

【オリジナル歌詞】君とは話をしたくない

【オリジナル歌詞】君とは話をしたくない

歌詞【君とは話をしたくない】少し前から気になってた
互いのずれ楽しめなくなった
大人へのなり方が
君と僕とで違い過ぎてた

君の言葉の棘が次第に
育ってしまうこの時代に
切っ先がこちらに向けられている
恐れを知ったよ

その話題には興味はあるが
君とはできればしたくない
きっと全く明後日のところから
見ていることがバレてしまうから

危なっかしい口ぶりに滲む
なんとなく感じる「別の世界」
好きな俳

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【オリジナル歌詞】Emptiness

【オリジナル歌詞】Emptiness

歌詞【Emptiness】もしも夢というものが
人生の礎となるのなら
あやふやな夢しかない者は
立つ場所すら持たない

どこに落としてきたのか
持ったことすらないのか

「願えば夢は叶う」と
偉そうなお前らは
どう見つけた それを

空っぽの頭 責められ続け
ただキリキリ傷が痛む
想像できる 未来などない
嘘にまみれた「進路希望」の紙切れ

もしも夢というものが
人生の道筋だということなら
夢とい

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【歌詞】窓際のヒーロー

【歌詞】窓際のヒーロー

オリジナル歌詞【窓際のヒーロー】久しぶりに外に出たら
息が白くなってた
太陽の光が薄い季節だった

いつの間にか僕護る
優しさも薄れていった
あの眼差しはどこへ消えてった?

大人になりたくないわけじゃない
強い大人になりたいだけ
心外だ モラトリアムと呼ぶな
僕はいつか僕を見つける人へ
叫び続ける

きらびやかな成果を
成せない大多数は
人生を諦めながら生きるのか

僕は
決して何かになれなくて

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【歌詞】札幌市中央区民の歌

【歌詞】札幌市中央区民の歌

オリジナル歌詞【札幌市中央区民の歌】北海道の中央 嗚呼中央区
道庁も市役所も すすきのもここにある

円山宮の森 金持ちの住処
札幌駅も半分 中央区に入ってる

大空に響く 市電の走行音
嗚呼 開拓の歴史 我らの中央区

芸術の中心地 Kitara hitaruに近美
テレビ局ラジオ局も だいたい中央区

ライラック色付く 公園から見上げれば
世界のジャンプ競技場 山火事には注意

夏の豊平川 花

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【歌詞】Flag

【歌詞】Flag

オリジナル歌詞【Flag】冷たい空気に満たされた視界
あらゆるものを詰め込みたい衝動

グレーの濃淡以外
「何もない」ことの不安
僕の足元をぐらつかせ続けてる

白黒つけたい
はっきりさせたい
ぼやけた境界
濃い線を引きたい

君は敵か味方か
僕には見抜けられないから
旗色をみせてくれ

今いる場所が切り立った
崖であってもかまわないよ
堕とされる前にせめて

快晴は空虚の象徴
そう思うのは僕しか

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【歌詞】陽が射すのを待っていた

【歌詞】陽が射すのを待っていた

オリジナル歌詞【陽が射すのを待っていた】飛び出したい衝動
留められた欲望

この夜に陽が射すのを待っていた…

気がつけばフライングした
夏の日差しがきらめき始め
花は咲き暖かな風が吹く

ところが 僕らはといえば
窓越しに外を眺めるだけ
春はいつから始まっていたのかな?

インドアな僕でさえも
ネット観るのにも飽きかけて
小洒落たカフェで文学青年
気取っていたい気分が

吹き荒れる見えない嵐が

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【歌詞】2輪の花

【歌詞】2輪の花

オリジナル歌詞【2輪の花】身勝手からきた終わりだった
浪漫なんかではなかったんだ
歌のようなことを本当に
口にすれば馬鹿の戯言

それはホントに恋愛と
いえるものだったのかわからない
花瓶に活けた2輪の片方が
水奪われ枯れていくような

「窓辺に花を飾ったら
 あなたも心和むでしょう」
ずれた真心は
余計な世話を増やしたとしか思えなかった

身勝手からきた終わりだった
浪漫からは遠く離れていた

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【歌詞】桜は咲き誇れど

【歌詞】桜は咲き誇れど

オリジナル歌詞【桜は咲き誇れど】ガラガラ気味な喉を押さえ
そっと口元を覆う
いつもの春の不調に過ぎぬ
虚しくなった言い訳

ずっと待ち望んでいた
華やぐ季節なのに
フィルター越し
酸素が薄くなってきた

桃色の花びら散るを眺め
無常を想う季節に
昨日の希望が打ち砕かれ
ただ 立ち尽くす

いつもの風景に行き交う
人の群れは薄く
隠すものない風景の間に
跳ねる昨秋の落ち葉

白い布の中の喉は
痛みま

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【歌詞】息苦しい街

【歌詞】息苦しい街

オリジナル歌詞【息苦しい街】少し早い春の便りに
うかれる人は少なく
週末とは思えないほど
子供の声は絶えてる

スパイが日常に仕掛けたワナ
疑心暗鬼を広めて
ボクですらボクを信じられない
心は色を失くす

ああ 空はあんなに
眩しく華やぐのに
足に絡みつく
見えない鎖
ギリギリと食い込んでる

無駄な奔走 その害は
走らざる者にも及んで

なぜこんなにも辛いのだろう?
そしてまた天を仰ぐ

自由の

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【歌詞】寝付けない

【歌詞】寝付けない

オリジナル歌詞【寝付けない】布団に入ったのはいつだっけ
一瞬は眠れたかもしれない

時計覗けばまだ24時
寝転がったのは22時

嗚呼
どうして人は眠らなきゃいけない?
嗚呼
そして朝起きなければいけない?

不安をかきたてる闇を
見ないふりしながら
なんとか頑張ってみるけど
ホットミルクも効かない

眠りに落ちたのはいつだっけ
いつの間にかレム睡眠

時計がガンガン鳴ってる
今度は身体動かない

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【歌詞】俺達は負けている

【歌詞】俺達は負けている

オリジナル歌詞【俺達は負けている】俺達は負けている
本能に負けている
命の手綱の
根本を握られて

逃げようと思えば
喰らうことさえも
諦めるしかなくなる
生物の憂鬱

心病めば
知性は侵され
人格のふりで
撒き散らす毒

生きるしかない
本能を抱えたままで
困難しかない道を

俺達は負けている
本能に負けている
奴の正義は
種の保存だけさ

戦おうと思えば
群れからも離れて
孤独な寝ずの番
その

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【歌詞】人は増え、街は死ぬ

【歌詞】人は増え、街は死ぬ

オリジナル歌詞【人は増え、街は死ぬ】ただ寝るために戻る摩天楼
太陽昇れば人は消え
かつてあった賑やかな風景
懐かしむ声も掠れる

古い民家がなくなって
跡地にマンションが建った
歴史のある住宅街に
突如現れた巨人

巨人は巨人を呼んできた
家も酒屋も魚屋も
潰され更地にされた後に
新顔が居座った

人の数こそどんどん増えるけど
街の機能は減ってゆく
故郷の風景は今
ビル風が吹きすさぶ地に

ただ寝

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【歌詞】どうしてこうなった

【歌詞】どうしてこうなった〜地方遠征民の嘆き〜演劇・相撲・コンサート
歌舞伎・落語・野外フェス
観光旅行に学園祭
ど・う・し・て・こ・う・な・っ・た・!

連休の予定埋まらない
翌週の予定は埋まった
見たい映画の封切は
6月の第1週

時間がないときあんなに
休日恋しいのに なぜ
ただの週休2日の方が
忙しくなっているの?

夏休み予定決まらない
帰省するほど日数はない
遠出するには運賃高い
カラ

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【歌詞】ごめんね

オリジナル歌詞【ごめんね】観光客多い街であの子が言った
「昨日の地下鉄、外国人が多くて」

心配はどのくらいすればいいのか
計れれば良いけど みえない不安の種

意地の悪いクジだろう
感染(うつ)った人にとっても

偏見ともいいきれないものは
既にここにあるかもしれないから

ごめんね
私その時間成田にいたんだ
半分国際線のターミナルにいたんだ

ごめんね
手洗いはちゃんとしていたから
インフル

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