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チーム力強化を目的としたワークショップ

今のようにコロナ感染者数が再拡大する前の12月上旬に日本チームで合宿@強羅を行いました。
*三密を避ける、換気の徹底など配慮の上、開催しました。

合宿場所は支援先がコロナ禍でピボットし新たに立ち上げたRESOR WORXを通じて手配しました。

Genesia吉田愛がnoteに書いているように

ジェネシア・ベンチャーズは、「すべての人に豊かさと機会をもたらす社会を実現する」というビジョンを掲げるベンチャーキャピタルです。
私たちの立場はいわゆる「投資家」で、あまりチームワークが求められるものではないのでは?という印象を持たれることも多いのですが、私たちの投資先であるスタートアップの成功に「強いチーム」が不可欠なように、私たちもまた、インパクトを最大化できる強いチームでありたいと考えています。
人間が一人ひとりまったく違う人間であるのと同じように、企業やチームもそれぞれがまったく違う個性を持っています。その個性をまず自分たちがしっかりと認識して、そして開示して伝えていくことが、「強いチーム」をつくっていくためには欠かせないことだと思います。

「強いチーム」を作る一環で合宿を開催しました。

チーム合宿はゴール設計が大事

とてつもなく当たり前のタイトルをつけてしまい恐縮ですが…苦笑
今回チーム合宿を敢えてこの時期に開催するに辺り、どのようなゴールを設計し、そのゴールを達成する為にどのようなコンテンツにするのか?に頭を悩ませました。
投資戦略や日々の活動の振り返りは日常的にやっていることもあり、今回は敢えて、より深い「相互理解」結果としての「関係性の質」の向上を合宿のゴールとしコンテンツの準備を進めました。

コンテンツ準備、及び当日のファシリテーションはジェネシア・ベンチャーズの関連子会社でもあるグランストーリー越智さんにご協力頂きました。
(後述のワーク資料などは全て越智さんにご用意頂きました)

相互理解を深めるに辺り、どのようなワークをするか?を議論する中で、やはり有効だよね、となったのがライフチャートだったりします。
まだライフチャートを用いて、チームでワークなどをしたことない場合は一度やってみるとメンバー個々人の価値観や、人生に触れることで相互理解が進むと思います。
我々は実は2019年の上海合宿にて海外メンバー含めて全員でライフチャートを用いたワークを行ったので今回はスキップしました。
(入社後に時間軸に特化したライフ(モチベーション)チャートも面白そうと言った議論もありました)

合宿のワークネタを考える際に結構頭を悩ませたので、同じような悩みを持ったスタートアップ経営者や合宿担当者に向けてこう言うワークしたよ!って紹介noteが書きたいだけにも関わらず、なんだか前段で色々と書いてしまいましたが…苦笑

実際にどう言ったワークをしたのかを紹介して行きたいと思います。

ワークショップにはグランドルールが重要

ワークショップを始める前に必ず参加する全員でその日意識すべきことなどのグランドルールを共有することが大事です。
グランドルールをみんなが意識し、実行することでワークの質が変わってきます。

今回は我々経営陣含めて全メンバーがフラットにより深い「相互理解」結果としての「関係性の質」の向上と向き合うために以下のようなグランドルールとしました。

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価値観や解釈のズレを認識するワーク

人はそれぞれ違って当たり前。
じゃあ、それぞれがどのような価値観で、どう言った解釈をするのか?
それを自分自身と比較した際にどのような違いがあるのか?を認識する為のワークとして「写真のワーク」を行いました。

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皆さまにも実際にワークに使った写真をいくつか紹介したいと思います。
この写真を見てどのように感じましたか?

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ワークを通じて改めて感じたのは、同じ写真を見ているにも関わらずメンバーによって、全く違う角度で写真を解釈していて非常に面白かったです。
「なるほど、そう言う視点から見てるのか。言われてみるとそうだな。」
「基本、全てにおいてポジティブな解釈をしているよね。確かにいつもポジティブな発言も多いよね。」
などとメンバーの思考の癖なども垣間見れて非常に面白いワークでした。

日頃、仕事でも同じ情報を元に議論をする際にも解釈のズレが生じてしまうのは当たり前で、前提認識を合わせることの重要性を改めて実感するワークとなりました。

以下の図のように人によって見る側面が違うと言うこと。

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また違いがあるのが当たり前でこの価値観や解釈のズレを認識するのが大事であると言うこと。

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歪曲レンズ(≒バイアス)をしっかり認識しながら、メンバーと向き合って行く上でも写真のワークは非常に面白いコンテンツとなりました。

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本物の傾聴を体感し、楽しみながら競えるゲーム

価値観や解釈のズレを認識するワークに続いて以下を目的としてゲームを実施しました。

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ゲーム詳細は以下の動画を見ると伝わると思います。

幻冬社が出している「はぁって言うゲーム」を行いました。
日頃から様々な対話を繰り返しているメンバー同士なこともあり、比較的お互いが発する意図をキャッチし合えていたのは意外な発見でした。

たまにとてつもなく分かりづらい表現をするメンバーもいて、みんな誤った解釈をしたりしていましたが…苦笑
終始楽しく盛り上がったワークとなりました。

強いチームの根底には「感謝」が大事

日本チーム合宿のコンテンツとしては、我々経営陣より午前中に2020年度の振り返り、及び来年以降のチャレンジに関して共有し、午後は上述のワークを行いました。
最後のコンテンツは夕食前に準備し、夕食後に共有し合うワークでした。

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参加メンバー同士で、全メンバーに対して日頃の感謝を手紙にしてお互い発表し合うというワークでした。
価値観や解釈のズレなどを認識し相互理解を深めるワークなどを通じて場が温まっていたこともあり、最後のワークは涙なしでは語れないものとなりました。

日頃から業務面における相談やフィードバックなどの機会は月1で設けているものの、改めて感謝をしっかりと言葉にする機会というのはなかった為、一人一人に対して真剣に向き合い言葉を紡ぎ出しました。

一人ずつメンバーが前に立ち、他のメンバーから感謝の言葉を手紙と共に受け取る場は、とてもとても温かい空間となりました。

このメンバーがいるお陰で日々の仕事に思いっきりチャレンジができているのを改めて認識することが出来た場でした。

今回はいつものnoteと毛色が違い、緩めの内容になりましたが…苦笑
コロナが落ち着いてチーム合宿をする際などのワークの参考として頂けると嬉しいです!

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