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水にまつわる足もみのおはなし。

なんとなく気づいている人もいると思うのですが、私は水が好きです。今は頻繁ではなくなったけど、お水取りにいろんなところに出かけてました。ずーっと同じところに行ってたと思ったら、急に違うところに行くようになる、ということも。いま思えば、吉方角取りを無意識にやってたんだろうな、と。

足もみをやり始めてからは、お茶より白湯を飲むのが普通になっています。お水取りに行っていた頃は「このお水美味しいなぁー、好きだなー」とかだったのですが、足もみを始めてからは、その日の自分の体調によって、味の感じ方が違うことに気がつきました。あと飲める量とか、飲んでどのくらいでトイレに行くかとか。いまでは自分で出来る体調管理のひとつにもなっています。

官足法を初めて受けた人に、終わった後に白湯を出すと、結構な割合で「この水甘いですねー、美味しい。」と言うんです。まぁ美味しい水を使っているのもあるのかもしれませんが、正直それだけじゃないと思うんです。それだけ血液のめぐりがよくなって、水を欲してるんですよね。味覚が敏感になって、しっかり味わえる。その他に私が見ているのは、飲める白湯の量。腎臓が弱っていると、水はいっぱい飲めません。小さなコップ1杯でも厳しい。実際に腎臓に疾患がある方は、最初ほとんど飲めないんです。そんな方でも官足法を続けていて、定期的に来る時に飲む量を見ていると、だんだん飲める量が増えて来て、いつの間にかごくごく飲めるようになっていきます。で、その頃に必ず言うんです「血液検査で腎臓の数値がよくなってたー!」と。何度かそういうことがあって私も「ほほーう。」と思いました。

五行だと「腎臓」は「水」の五行なんですよね。「寒」や「冬」も水の五行。他にも感情とか食べ物とか方向とか色々あるんですが、気になったら見てみるといいですよ。よくある五行表を見ていても「どうしてこれが同じになるんだ?」と頭で理解しようとしていると、なかなか覚えられないのですが、実際に体験してしまうと我事になって、あっという間に体感として覚えちゃうんですよね。足もみやっているとそのような現象が多々あるので、五行は妙な説得力を感じちゃうんです。めぐりを感じずにはいられない。足もみやっている人は、ちょっと意識しながらやってみると、楽しみが増えるかもしれないですよ。

最後におまけですが、水にまつわる足もみの偽・好転反応あるある。
足もみを一生懸命やっていて、判断が難しいのが好転反応で、相談を受けることがわりとあります。そういう時は、どんな時に出たかとか、どんな足もみルーティンなのかとか、冷静にしっかり聞いてから、私の見解をお話するのですが、わりと好転反応じゃないことが多いんです。その中でも水はわかりやすいですね。

よくあるのは、好転反応で胃が痛くなるっていう。確かに胃が弱くてよくなるタイミングでそういう好転反応が出ることもあるのですが、ちょっと怪しいなと思ってよくよく聞いてみると、終わった後に白湯じゃなくてお茶やコーヒー等をずっと飲んでいた、とか。わかりやすかったのは、体にいいからと終わったあとに必ず生姜紅茶を500CC飲んでた、と。白湯は水だけど、紅茶はカフェインも含まれているので、胃に負担がだいぶかかっていた、ということですね。カフェイン入っていないお茶でも、水以外の成分が含まれていて処理しなきゃなので、やはり足もみのあとは白湯がいいですねー。白湯は胃に優しいですよ。

そうそうもうひとつ。足もみを毎晩一生懸命やっているのに、最近朝起きるとめまいが起こる、と。それはおかしいなーと思って、こちらもよく話を聞いたら、最近終わったあとに白湯を飲まずに寝ていた、と。よくよく考えたら、白湯飲まなくなってからめまいが出ていたそうです。改めて終わった後の白湯の大切さに私もハッとした例です。足もみに慣れてきた頃に起こりそうな飲み忘れ、気をつけたいですね。

お水に関する話はまだありますが、またいつかの機会に。足もみ後、飲む白湯の美味しさ、飲める量などを観察しつつ、自分の健康バロメーターにしてみてくださいね。

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