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【フリーランスエンジニアが仕事もせずに巡礼してみた2023】§28 巡礼28日目 猛暑日

§28-1 今日もゆっくり

朝起きる。7時を過ぎていた。
7時半まで横になったまま。

ん?天気悪いのか?
昨日あんなに晴れてたのに。

今日も近いので急がない。
準備を終えて、隣のバルへ。

8時。
バルでコーヒーと甘いパン。

8時半前には歩き出す。

そして、ついに100kmを切った。

数字が減っただけで、特に感動もなく。
そりゃ歩いたら近づくよな、そうだよな。

歩き切ったら何か得られるのか。

「2023年に、2ヶ月休みを取ってスペイン行きました。そこで、ビルバオからサンティアゴまでの約700kmの巡礼路を歩きました。歩き切ったんです。」

うーん。
文字にしたらそれだけのこと。

とにかく今は残り数日を楽しまなくては。

§28-2 別れ道

今日の宿がある街は左。

左なら 95,383km
右なら 86,497km

結構違う。

なんで左にしたんだろう。
ガイドブックがこっちだったんだろうな。
スケジュール決めている時、明日はどこまで行くか、アルベルゲの予約に疲れていた時だから。

暑すぎる。37度。今日も短い距離にして正解だった。まぐれだけど。
明日はまた25km。
そんなに暑くもないみたいだけど、ちゃんと早く起きて出発しよう。

§28-3 アルベルゲ

今日のアルベルゲは隣にあるレストランの人が運営しているみたい。
アルベルゲに向かって歩いていたらレストランの方に行けと言われた。

壁には小銭が。5円玉を置いてみた。
とても綺麗

今日はあまり人がいないみたい。
皆、ここを通り過ぎて先へ行く。

ここ、山の中だから何もないし、電波もない。
レストランのWi-Fiが頼り。

シャワーを浴び、洗濯してからご飯。

そしてちょっと寝る。

起きてレストランへ。
巡礼者用のセットを食べる。

食べ終わっても電波がないのでここから離れられない。

牛が道を歩いている。
8頭歩き去ったところで、ようやく飼い主と思われる人が歩いてくる。

日本でも地方に行ったら、牛が歩いてレストランの前を通るのだろうか。

日本とは違う、スペインのガリシア地方の小さな街。いや、村。

家からちょっと出て歩けばコンビニが24時間やっている、そんな便利な日本に帰りたいような、そんなことないような。

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