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ほぼメモ⸺英語と翻訳のあれこれ 2024/4/21更新

雑多に書き込んだ後で、「よく使われる英語なのに取り上げられない表現シリーズ」「AよりはBを」など分けていく予定です。目指せ有料化!


#1 social amnesia / collective forgetting

世間を騒がすニュースが起き、報道合戦とソーシャルメディアの発言が入り乱れ、熱に浮かれたように世論が熱狂する。ひととおり消化すると、何事もなかったかのような日常が戻る。またはそれを先読みするメディア・広報のあざとい不祥事対応。戦争責任など大局的な話もしかり⸺よく言われがちな「日本人はすぐ忘れる」的な言説。もちろん、日本に限ったことではなく、「国民や社会全体で過去の出来事を忘れてしまうこと」を指す英語表現がある。

#2 premise

「社長が地方店舗の清掃係として潜入して勤務実態をとらえる」「高校生男女が入れ替わって、男心・女心を学習して恋愛力アップ」などなど、フィクションにとどまらず広い意味での「全体的な設定」を言いたいとき、themeでもないし、Settingsはシーンごとの局所的な場面設定のことだし、何がいいんだろう。そんな時には premise

発展形:a dumb premise おバカ設定

premiseのコロケーション
https://dictionary.cambridge.org/collocation/english/premise

#3 premises

ややこしいのは、複数形になると「施設」の意味としてが生まれてしまう。
単数形にもその意味はあるけれど、通常は複数形。
定番表現は on the premises
href="https://www.thefreedictionary.com/premises">premises</a>

#4 configuration

テーブルやコタツ、座椅子にTVなど、部屋の中ので位置の模様替え。会議場のテーブル配置。Layoutって思ったより使われない単語だなって気づいている方も多いのでは。そんな時には configuration で。


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