人は絆に対価を払う
こんにちは、たかです!
皆さんは普段どのくらいテレビを見ますか?
僕はテレビを見ることがほとんどなくなりました。
昔はどちらかというとテレビっ子でした!
高校生まではお笑いやバラエティ、スポーツ番組などいろんな番組を好んでみていました。
しかし、大学に入ると忙しさが増したこと、興味のあるユーチューブが増えたことなどが原因でほとんど見ないようになりました。
そんな中でも唯一見ている番組と言えば、『アナザースカイ』です。
理由は二つあって、一つは自分も旅行した気分が味わえること、もうひとつがゲストの価値観や人生の転機を知ることができるからです。
そして、去年の暮れごろに見たSHOWROOMの前田さんの回が忘れられず、彼の著書『人生の勝算』を読んでみました。
この本は控えめに言って読まないと損な本なので、本から学んだことついて話していこうと思います。
話はがらりと変わりますが、路上で歌を歌っているミュージシャンを見たことがありますか?
多くの人は人が多く集まるショッピングセンターや駅前などで見かけたことがあると思います。
でも、彼らの演奏を立ち止まって見たことはありますか?
急いでいるとかじゃなくて、時間があるときでさえ、素通りしてしまうことがほとんどだと思います。
じゃあ、彼らミュージシャンはどうしたら人々が立ち止まってくれて投げ銭を得ることができるでしょう。
答えは絆です。
ミュージシャンの中には自分で作詞・作曲したオリジナルの曲を歌っている人もいます。
僕は何度か真剣に聞いたことがありますが、結構いい歌でした。
でも、いい歌だから立ち止まってくれるとは限りません。
どちらかと言えば、オリジナルよりもみんなが知っている名曲をカバーしたほうが名案です。
ミュージシャンの中には、もっと歌をうまくならないといけないと思っている人がいるかもしれません。
そしたらファンができて投げ銭ももらえる、と。
でも、どれだけ歌が上手いとしてもプロにはかないません。
じゃあ、どうすればいいのか。
それは、距離を縮めることです。
みんなが知っている名曲を歌うことで瞬間的に注目を浴びます。
そこで、子どもが昭和の名曲を歌っていたら、男臭そうな人が西野カナのような恋愛ソングを歌っていたら、そのギャップで興味が湧きませんか?
そうしたらお客さんが近くまで寄ってくれます。
「なんでそんな曲知ってるの?」
「ギャップがすごいね」
そうやって声を掛けてもらえたらチャンスです。
そこで、お客さんとの距離を縮めるのです。
もしかしたら「この曲歌ってよ」とリクエストをもらえるかもしれません。
でも、そこですぐに歌ってはいけないんです。
その歌をよく知らないから練習が必要で、1週間後に同じ時間に歌うから来てほしい。
そう約束をします。
そして、1週間後に約束通りにリクエストされた歌を歌います。
そしたら、リクエストしたお客さんは
自分のために練習してくれた
という喜びが生まれます。
心が繫がった気分にもなります。
そうすると勝手にファンになってくれ、投げ銭もくれ、強い結びつきが生まれるのです。
どれだけ勉強しても自分よりも優れたコンサルタントはいるし、優れた営業マンはいるし、優れた販売員はいます。
でも、人がお金を払うのは、人が一緒に働きたいと思うのは、決してそこだけではありません。
僕たちはつながりや絆、人間性を大事にし、それはインターネットが普及したことでより高まっています。
社内にたくさんいる中でなぜ自分が選ばれるのか。
それは確実に人間性、絆、信頼です。
人は何を求めているのか、人は何に価値を求めているのか。
AIやロボットにはない、私たちらしさとは何かを考えるといいかもしれないですね。
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