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かつての「子ども」から見た,離婚の子どもへの影響・面会交流継続のヒント

多治見ききょう法律事務所,弁護士の木下貴子(@多治見市)です。

弁護士として,離婚したいけれど,迷っている,というご相談者から,「子どもにとって離婚するのは良くないですよね?」とよく聞かれます。

そのため,両親の離婚が,子どもたちにとってはどのように捉えられているのか,その影響として悪いものはあるのか?について知りたいと思い,以前参加した講演会で「親の離婚を経験した,かつての子ども達(今は成人せいている)8人が自分の体験を通じて,その頃どんなことを考えていたのか,今どう考えているか」を話して下さったときのことをお伝えしたいと思います。

子ども達は,
親の離婚をどのように捉えているのか?親の離婚は不幸なのか?
養育費の支払い・面会交流(離れた親との面会)について,どう感じているのか?
どんなケースで面会交流が続けられているのか?

離婚そのものだけでなく,養育費の支払いや面会交流の状況が,子どもたちに与える良い影響,良くない影響についても話して下さったので,お子さんの幸せ,負担の少ない離婚を考えるために,知っていただけたらと思います。

また,面会交流はどうすると継続されやすいのか?
お子さんにとっては,面会交流時にどのように対応するのが望ましいのか,親の離婚を経験した子どもさんが中心となって,面会交流を支援している団体である「NPO法人ウィーズ」さんの視点からも,伝えてもらいましたので,面会交流を楽しく続けていきたい,と考えて下さる別居親(お子さんと離れて住む親)の方にも知っていただけたらと思います。

実際には,別居親の気持ち,同居親の気持ちからすれば,そんな対応できない,と思うような点もあると思います。ご自身のしんどい気持ち,つらい気持ち,寂しい気持ちも当然なので,まずは,ご自身のことも十分にいたわって欲しい,と私は思っています。

その上で,「子の利益」「子の視点」から,お子さんにとっては,どうすると負担が少ないのか,面会交流を楽しめるのか,離婚を悪いものとはとらえずに前向きに生きていく手助けが出来るのか,と一緒に考えていただける方に,参考にしてもらえたらと思っています。

いつもありがとうございます💕

https://tajimikikyo.com/?p=1898


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