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カクゲンとメイゲン~ツルモク独身寮~

久しぶりに僕の住んでいる地域ではまとまった雨が続いています。今年は暖冬とは言え、年を重ねる毎に寒さが身に沁みます。

さて、本日の『カクゲンとメイゲン』ですが、僕の大好きな漫画『ツルモク独身寮』から感銘を受け、大切にしている言葉を選びました。

いやぁ、この漫画は本当に大好きで、正直、僕の年齢よりも少し上の世代の人がよく見られていたのではないかと思います。
この漫画は、読んだ時期で捉え方や感じ方が大きく変わり、その時その時の自分の琴線に触れまくります。(そういう漫画や歌ってよくあるというツッコミはあると思いますが、この漫画は特に捉え方が変わると思います。)

内容はぜひ直接読んでいただければと思うのですが、ざっくりと、家具屋の就職した男の子が、東京で様々な人と出会い、別れがあり、夢を追いかけるというお話です。

みゆきさんとともみが…
書き出したら切りがないのと、カクゲンとメイゲンのはずが漫画の紹介の記事になってしまいそうなので、この辺で話を戻します。
あっ、ちなみに作者の方はとても繊細なタッチでも描かれるし、コメディータッチの絵も描かれるし、なんせめちゃくちゃ好きな絵です。Xも度々拝見させていただいているほどです。(定期的に描いた絵を載せてくれているのでぜひ)皆様も1度はこの方の絵を見たことあるのではないかと思うのですが、最近でいいますと、カップヌードルの青春シリーズを描いていらっしゃいます。
素敵過ぎる…

好きすぎて本題が置いてきぼりになってしまいました。申し訳ありません。

この大好きなツルモク独身寮の数ある中の言葉で、特に大切にしている言葉が、植木さんの言った『歯車が一つでも欠けりゃあ機械は動かなくなっちまう。歯車にだってプライドがあることを忘れるな』です。

僕自身、今は組織の中で働いていて、色々な方々に支えられながら日々の業務をこなしています。しかし、やはり自分の夢や叶えたいことがあり、目の前のことを後回しにしたり、時にはその日々のことを蔑んで感じたりすることがあります。

そういったときに、この植木さんの言葉が浮かびます。『歯車』の言葉の前には、実は夢を叶えることの大切さや、若い時に挑戦する素晴らしさを植木さんは伝えてくれており、そのあとの言葉として『歯車』の話をしてくれています。

僕が思うに、夢を見ることも大切だし、叶えようとすることも大事。ただ、今目の前にある現実をプライドを持って取り組むことが出来なければ、夢を叶えることなんでできないし、夢を叶えたいという言葉を盾に、日々の生活から逃げようとしているだけだ。そんな奴には夢も理想もかなわない。任されたことにプライドを持って取り組み、それを積み重ねていくことが大切だ。と解釈しています。

どこかで諦めたくなったり、何のためにこの仕事をしているんだろうと感じることもあると思います。そんなときは、『歯車にもプライドがある。歯車が欠けたら機械は回らない』と自分自身のためにもそう思って踏ん張っていきたいですね。

そして、その後の人生で何かしたいと思ったときに、きっと大きな自分自身のチカラが身についているのだと思います。

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