新年と振り返り。

あけまして!


昨年を振り返ってから仕事にしようと思い急遽。

1月 ザ・ノンフィクションという番組の放送に向けひたすらに仕事してたなと。
この放送はいろんな方面でとーっても勉強になった。


取材についても、改めて難しいなあと思ったし
カメラというものの「美しさ」を初めて知った。
人の撮る映像の美しさというか
撮ることで表現するとは?みたいなことを学んだ
気がした。笑

2月 多くの芸能人と仕事した。
インタビューばかりだが、プロとぶつかって
相撲ならば、立ち会いが難しいというか
柔道なら、組むことの難しさというか
自分とは?というものを考えた。

3月 賞を頂いた。
しかもギャラクシー賞…
なにより、年齢と実力と、相反するものをもらったようなもので、引く。
ドン引きだった。しかし、良くも悪くも自信になった。

4月 実力を見つめ直す。
短いVTRだったが、美しいVを作れた。
いまだに記憶に残る映像だから、これは良いものだったと思う。
その反面、一緒にやったディレクターの取材の良さを知り、活かし方を間違えたという反省も。
いまだにあの取材に関しては、純粋に良かったということが伝えられていない。子供。

5月 調子に乗った。
出来ると思ったことができない。
テレビとは?というものを改めて見つめる。
深く考え過ぎるということも知った。

6月 原点に戻る。
祖父の13回忌。久方ぶりの墓参りだった。
全ては「好きなことをやりなさい」という祖父の言葉と生き様というか、その背中を見てやってきたということに戻った。
心が良い意味で、ゼロになった。

7月 階段を登り、転げ落ちるを繰り返すような感覚。
結構傷が出来ていた気がする。
少しの忙しさが無ければ、またしても折れていた気もするが、まあ今考えるとこれがあるから、とさえ思える。

8月 コロナ陽性。
かかってみると辛い。しかし溜まりに溜まった運が開放され始めた期間もこの後からか。
若干生きるのが面白くなり始めた頃合い。

9月 始まった世界戦と葛藤。
情熱大陸の取材が始まった。
裏ではやはり葛藤があった。計算で動く自分と、まさにパッションで動く自分と。
その2人の手綱を取ることは難しかった。それが楽しかったとも思える。

10月 新しい立ち位置。
明らかに見えてきたのは新たな立ち位置での自分。それはおそらく、今後の「何か」の確証になるはず。
しかし、それが何かは今でもわからないが。

11月 新しい年齢と迫り来る恐怖。
誕生月。おそらく完全無敵のVTRが出来たという自負を感じた。もちろん完璧かどうか、それを問い詰めるともちろん不完全であるかもしれないが。
なんにせよ、いまいる場所から見れる景色では、最高のものだった。
しかし同時に、迫り来る何かがある。
遠いのか、近いのか、未来に存在する自分を考えると、その恐怖は単純に怖いものか、はたまた楽しみか。

12月 迎えた新しい景色、大海原。
美化するとそのようなもの。逆に何にでもなれる、いや何かにならなくてはならないという果てしなさ。
船出は近い。しかし、乗る船がいかんせんまだ見つかっておらん。
風は吹いている、帆を上げねば。


そんなこんなで迎えた年越し。
大きくやりきれなかったことがあり、悲しみに暮れたが、それはそれ。
しかし、まあ…

なんというか、紅白の玉置浩二/メロディーがあの短さでなんたる表現の深さ……

何度見ても、確実に涙腺を刺激してくる。


さらに、桑田佳祐、武藤敬司、中邑真輔…
年末年始に生で見たプロたちのパフォーマンスにやはり圧倒され、こちらも頑張らねばと!

そんな始業日。


しっかりと神頼みをし、この上ない最強の内容の大吉おみくじを手に。

今年もよろしくどうぞ!

南 貴之

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