見出し画像

孤独人の短歌

他のSNSの投稿の際、差別化の為に短歌を添えていました。その中で短歌のみで成立するモノを何点か載せていきます。

ワタシはある時期に心に傷を負いました。それから人との関わりを避け、自暴自棄に生きて来ました。このような創作活動ともまるで無縁であり、ただ時が過ぎていくだけの生活でした。が、令和になるタイミングに、あることがきっかけで傷の奥に閉じ込めていた思い出、眠っていた感性が溢れ出したのです。

これは自虐的な自分自身を詠った短歌です。

「天罰の 記憶の砂漠 迷い人 朽ち果てたとて 泣く者は無し」

「穴あけり 心を埋める 作業なり 道化の心 常に泣きけり」

「いつの間に 心に住まう ペシミズム ニヒリズムとも 生きていかんや」

「独り身は 歩く速度が 速くなり 貴女以外に 合わす気もなく」

「孤独なる 女神いつしか 愛されて 独り身のまま 永遠(とわ)に仕える」

「子供より 転居の多い 我が道は 幼なじみも 故郷もなし」

by taka

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?