御隠居テケと~漫画よもやま話
「御隠居テケと~漫画よもやま話」(アメコミだらだら長話)⠀
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「マーベルコミックが日本に定着するまでの苦労恨み節」
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スパイダーマンやアベンジャーズ、マイティソーなど毎年のように実写映画化され人気のマーベルのアメコミの作品ですが…御隠居が知るところ二回の日本定着失敗作戦がありました。
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1994年。アメリカのアニメ版「X-MEN」がテレビ東京系で放映され、それに合わせて小学館プロダクション(現小学館集英社プロダクション)がジム・リー作画の「X-MEN」の日本語版コミックを発売。カプコンも対戦格闘ゲームを発売し、一気にマーベルを日本に普及させようとしました❗️
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御隠居もジム・リーのカッコいい作画に惹かれて日本語版コミック「X-MEN」の大ファンになりましたが…アメコミ特有の分業制によるジム・リー以外の画家の作画の格差についていけず離れていきました😅
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小学館プロダクションも他のマーベル作品を頑張って紹介していましたが尻すぼみにアメコミ熱は消えていきました…。結局、一般ビープルに浸透する前のマニア止まりでしたが、いわゆる日本のアニメ・漫画オタクにも受け入れられなかった、どマイナーな世界で終わったのです🌍️
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同時期にマーベル以外のアメコミ「スポーン(Spawn)」がほんの一瞬フィギュアだけ(マニアに)流行りましたが(アンジェラ買ったな~)、これまたマニアの中のマニアだけが知るどマイナーの二重の螺旋構造の中消え去りました😨覚えてますか❓️(映画にもなったけどコケました💦)
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さらに時代は遡り、1978年にはなぜか東映とマーベルが手を組み、日本人俳優による独自の特撮版「スパイダーマン」がこれまたテレビ東京系にて放映されました。カッコいい主題歌(いまでもカラオケで唄います🎤)や日本独自の巨大変形ロボ「レオパルドン」(超合金のオモチャ持ってました)など印象に残る作品でした(当時のテレビ東京ってのがマニアックで世間に浸透しなかった原因だと思いますが😅)。
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一応の評価を得て、気をよくした東映とマーベルは次に日本版「キャプテンアメリカ」を企画しました。…が、あのアメリカ国旗をまんまコスチュームにしたイカれた愛国心丸出しのキャラクター像を「キャプテンジャパン」として置き換えようしたら単なる危ない右翼キャラになってしまうため💦当時流行っていた映画「サタデーナイトフィーバー」の要素を加え、まろやかにした結果(❓️)「バトルフィーバーJ」へと着地したそうです🙌
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結局、「バトルフィーバーJ」は日本独自のスーパー戦隊シリーズとして成長していきアメコミ要素は消え去り、マーベルの日本浸透計画はこの時も頓挫しました😨
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で、ようやく、今回の落書きの話です。ど~見てもイカれたデザインの「キャプテンアメリカ」の話をしましたが、こちらは珍名でよくネタにされるエロマンガ島出身のヒーロー「キャプテンエロマンガ」を描いてみました✒️マーベルさんアメコミ化の際は一声かけてください(←逆に訴えられるわっ💦)
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しかし、あれほどマニアックだったマーベルコミックが世間に浸透しているのが今だ信じられない御隠居なのでした。
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