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制約と矛盾のワーク

昨日の朝、モーニング読書会に参加しました。これで朝の読書会は3回目になるが、早くもわたしの生活の一部になりつつあります。

制約と矛盾のワークとは

今回は、田坂広志さんの弁証法に関する本を読んで、制約と矛盾のワークを考えるというものでした。具体的には、あるサービスを取り上げて、そのサービスの制約となっているものを考えます。そして、その制約を解消するような新しいサービスを考えてみます。

また、サービスの間の矛盾についても、考察します。私の場合は、以下のように考えました。

事例 YouTube、オンラインサロン、Clubhouse

YouTubeを取り上げました。このサービスは、テレビと違い、マス(大衆)向けではなく、個人個人のきめ細かいニーズに合わせたコンテンツ提供ができます。

また、個人の制作で低予算ながらも、視聴者との距離が近く、コアな顧客を獲得できます。個人が自由に情報発信・自己表現できる場として、いまやテレビなどの存在を脅かす存在になっているのは、周知の通りです。

一方で、YouTubeの制約について考えてみました。ひとつは、情報発信が一方通行になってしまうことです。

もう一つは、昨今、表現の自由に関して、徐々に規制の網がかけられつつあることです。

その制約を解消するためのサービスは、現在あるオンラインサロンだと思います。そこの場では、会員通しで自由な発言のやりとりができます。人気YouTuberは、オンラインサロンをつくって、実際、そこで安定収入を得ている方も多いです。

では、オンラインサロンの制約は何か?それは、有料課金ゆえに会員に限定された閉じたコミュニティの場であることです。そして、それに対する解決策として、ClubHouseなどのサービスが生まれたのではないかと考えます。

もっとも会員限定の情報という制約はあるものの、有料会員だからこその仲間に対する安心感・信頼もあるのではと思います。

したがって、個々人が何を優先するかによって選択されるサービスも変わってくるのではないでしょうか。

そういった意味では、個人のそれぞれのニーズに合った新サービスがこれからもどんどん出てくるのではと思います。

わたしも、「制約と矛盾のワーク」を日常考えるためのツールとして使い、新サービスについて考えてみたいと思います。


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